* 十分降った雨で、園内の樹木やコケは生き返ったようにみずみずしく、
緑も一層鮮やかにみえます。
* 山崎山下苔地のコケも十分水気を含み、樹の葉の陰になってとても涼しげな
景色です。
ここは、明治に入ってからここに、デッケンという鉱山師が住んだ異人館が建
てられていました。
* 山崎山の周りには、400年前から自生しているのではないか、と思われる大
きなケヤキの樹が数本 堂々と立っています。
園内には巨樹がおよそ10本余りあり、特に山崎山のケヤキは見事です。
タブやモチノキ、イチョウなど大きな木立に囲まれ、山裾には曲水が流れ、涼し
い風が吹いてくるお亭は、園内でも最高の場所の一つです。
* 山崎山登路入り口に立てられている、芭蕉の句碑に
「あかあかと 日は難面も 秋の風」と彫られています。
今日も、吹いてくる風がなんとなく秋の気配が感じられ、ちょうどこの俳句に
ぴったり、と思われました。
* 濃いピンクの花が鮮やかなサルスベリの花が印象的です。百日紅と書きます。
長く咲き続けるという意味だそうです。また、樹肌が平滑なので、木登りの上
手なサルもすべるという意味からこの名がついたといわれています。
* 長谷池にスイレンの花がいくつか咲いているのが見えます。近くにはよれませんが、
新しく建てられた時雨亭のお庭にうまくとけ込んで、美しい眺めです。
* 梅林には、ヤブランの淡い紫色の小さな花が咲いていました。
総状花序の花はまっすぐ上を向いて咲いています。
* その他、秋の七草の中のフジバカマ、キキョウ、ナデシコ、ハギが風情を添え
ています。
兼六園研究会会員 ジヨウモリ