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井上靖(いのうえ やすし)

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井上靖(いのうえ やすし)

小説家
明治40年(1907)〜平成3年(1991)
83歳没

 北海道旭川に生まれたが、父隼雄が軍医で任地を転々 
としたため、幼少期の靖は父の故郷伊豆湯ケ島で過ごし
ます。
井上靖

 昭和2年金沢の第四高等学校理科に入学、家業の医学を修めるつもりで
あったが、柔道部に入り、明けても暮れても道場で寝技の練習に没頭しま
す。その間の自分をモデルに書いた小説が「北の海」(昭和43〜44
年)です。
 三年生の時、ゆえあって柔道部を退部しますが、いまさら勉強生活にも
帰れず、もはや医学部に進む気持ちはなく、中学を卒業してから一時離れ
ていた文学に再び帰ります。
 そして昭和5年家族の期待に反して九州帝大法文学部に入ります。それ
から2年後に京都帝大哲学科に入学し、美学を専攻し、昭和11年卒業、
毎日新聞に入社、「サンデー毎日」編集部勤務となります。
 昭和24年発表の「闘牛」が芥川賞を受けたことを機に、多忙な作家活
動に入ります。
 昭和39年、日本芸術院会員に推され、51年文化勲章を受けます。


金沢が作品舞台となっている作品

「川の話」(昭和30年)犀川
「北の海」(昭和43〜44年)兼六園・旧制四高・W坂・内灘砂丘



他の縁故作家たち
五木寛之曽野綾子高橋治古井由吉芥川龍之介加藤楸邨
竹久夢二中野重治中原中也三島由紀夫森山啓与謝野晶子吉田健一

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