 | 今では貴重な農村風景として、 茅葺き民家は日本各地で大切に守られています。 たとえば、世界遺産で知られる五箇山の合掌集落、国の重要伝統的建造物群保存地区になっている京都の南丹市(旧美山町)などは有名です。
豊かな大自然を背景に、それは美しい日本の風景を私たちに語りかけてくれます。
こうした茅葺きの家は、金沢でも山里や海辺などでは、昭和30年頃まで数多くみられました。 それというのも、茅葺き屋根の材料は身近にあり、一度屋根を葺くと20〜30年ほど保つことができたので、安くて便利、しかも葺き終えた材料は田畑の肥料として役に立ったわけです。
金沢市では、旧江戸村移転整備事業の一環として茅葺き農家3棟の移築を完了し、これらを茅葺き農家群として湯涌地区に暫定オープンしました。 今後はみなさんに、茅葺き農家のすばらしさをより実感していただくために、茅に関する体験型のイベントや研修等をおこなっていきます。 |