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下新町だより

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下新町だより
下新町だより   
    
まちの歴史・特色
 
初代藩主・前田利家は、天正11年(1583年)金沢入城後、まちづくりのために、出身地の尾張の国から商工業者を呼び住まわせ、町を築きました(旧・尾張町)。その(旧)尾張町のまちが発展拡大するに伴い、新たに町地を拡大することによって出来た町が、新町です(明治になって、上新町及び下新町となりました)。
下新町にある久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)の歴史は古く、鎌倉時代、門前に市場集落があったという説もあります。この市場集落は、その後拡大し、藩政期の城下へと発展したので、久保市乙剣宮の一帯は、金沢のまちの端緒とも言われております。後に、この市場は、他の地区の市場とともに旧・近江町辺りに集められ、それが現在の近江町市場となっていいます。
また、下新町は、金沢を代表する文化人を数多く輩出しており、当時の地図(金沢町絵図・文化8年)には、和泉流の狂言役者の野村万蔵氏が見えますし、郷土の三文豪の一人、泉鏡花は、明治6年にこの地に生まれており、多くの作品にまちの様子を紹介しています。なお、泉鏡花の生誕の地には、現在、泉鏡花記念館があり、鏡花ゆかりの品々や原稿などを展示しております。
 
復活後のまちの様子 まちづくり活動の紹介
 
下新町は、平成20年3月に町名復活の検討を始め、同年6月に町会総会において復活を決議、7月に市長への復活申し出を経て、平成21年11月に市内10番目となる旧町名復活を果たしました。
町内には、久保市乙剣宮から主計町へ続く「暗がり坂」という坂がありますが、同じく町内から主計町へ続く別の坂に、作家の五木寛之氏により「あかり坂」と命名され、下新町の新たな名所となっております。また、下新町は、復活の推進の中で、町会のまちづくり計画「鏡花通りまちづくり計画」を策定し、町名復活をはじめ、まちの通りを鏡花通りと呼称することや泉鏡花にちなんだイベントの開催など、計画の具現化を推進しています。
復活を弾みに、周辺の主計町や並木町、東茶屋街を一帯として回遊性の高い、歩いて楽しめるまちづくり、金沢らしい文化と情緒あふれるまちづくりを展開しております。
 
久保市乙剣宮
 
泉鏡花記念館
 
暗がり坂
 
あかり坂
 
 

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