春の行楽シーズンには、山へ山菜取りに行かれる方も多いと思います。…が、ちょっと待って!!
それは本当に食べられる山菜ですか??
キノコと同じく、山菜も食べられるものと良く似た有毒の植物が色々あります。植物性自然毒(毒キノコ含む。)による食中毒は、毎年全国で50〜100件程度発生しており、患者も200〜500人ほど出ています。
場合によっては死亡することもありますので、次のことに十分注意して山菜採りを楽しんでください。 なお、中毒になってしまったらすぐに医療機関へ受診してください!その際、原因となった植物が残っている場合は、持参すると治療の参考となって良いかと思います。
キノコと同様、「採らない、食べない、人にあげない」を守りましょう。
□ 正しい知識や鑑別法をしっかり身につける。 □ きっちり判別できないものは採らない、食べない。 □ 採取する際には、有毒植物が混ざってしまわないように注意する。
※特に新芽の頃は判別しにくいので、それだけで判断しないように注 意してください。 |
トリカブト| 特徴 | 山野に自生する多年草。茎は直立し、高さは1mほど。秋に烏兜に似た紫色の花を多数付ける。 |
| 中毒物質 | アコニチン(神経麻痺作用) |
| 中毒症状 | 瞳孔散大、手足の麻痺、呼吸麻痺 など |
| 誤認例 | ニリンソウ、ゲンノショウコ、モミジガサ など |
バイケイソウ
| 特徴 | 高地の湿地帯に自生する多年草。高さは1〜1.5mほど。初夏に緑白色の花を付ける。 |
| 中毒物質 | プロトベラトリンなどの有毒アルカロイド |
| 中毒症状 | 嘔吐、下痢、血圧降下 など |
| 誤認例 | オオバギボウシ、ギョウジャニンニク など |
ハシリドコロ
| 特徴 | 山間の陰地に自生する多年草。高さは30〜50cmほど。春に紫黄色をおびた釣鐘状の花を付ける。 |
| 中毒物質 | スコポラミンなどの有毒アルカロイド |
| 中毒症状 | 瞳孔散大、嘔吐、異常興奮、呼吸停止 など |
| 誤認例 | フキノトウ、たらの芽、オニドコロ など |
チョウセンアサガオ
| 特徴 | 草地、空き地などに自生する一年草。高さは1〜1.5mほど。夏から初秋にかけて淡紫色〜白色のロート状の花を付ける。 |
| 中毒物質 | ヒヨスチアミンなどの有毒アルカロイド |
| 中毒症状 | 瞳孔散大、嘔吐、呼吸停止 など |
| 誤認例 | 根をゴボウ、葉をモロヘイヤ、つぼみをオクラやシシトウ、種子をゴマ など |
※参考リンク 有毒植物(東京都福祉保健局健康安全課) |