Vol.3 (2004.3) 発行:金沢市立病院地域連携室 TEL 076-245-2626 FAX 076-245-2693

最近の出来事
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案内板
県道に病院の案内板を設置しました。正面入り口の目印として、今まで以上にわかりやすくなりました。
| 外来点滴室
化学療法専用の点滴室を設置しました。ベット数は5床でリラックスした静かな環境で療養にあたれます。
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睡眠時無呼吸
睡眠センターを5Fに3床設けました。詳細は2〜3面をご覧下さい。
| マンモグラフィ
最新の装置を昨年導入しました。16年4月からは人間ドックの項目に加えました。検診・診断にお気軽にご利用下さい。
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数字で見る金沢市立病院の現状
関係医療機関からの紹介が増えています。

4月から紹介状のない初診患者さんから1,050円の 自己負担金を加算しています(非紹介患者初診加算料)。 ご紹介頂く患者さんには、必ず紹介状をお渡し下さい。
| 平均在院日数の減少を目指しています。

患者さんの負担軽減のため、平均在院日数 の短縮に取り組んでおります。 17日を目標に努力して参ります。 ご理解とご協力をお願いします。
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睡眠時無呼吸症候群特集
睡眠時
無呼吸症候群
(SAS)とは?
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呼吸器科 中積 泰人
日本内科学会(専門医、指導医) 日本呼吸器学会(専門医、指導医) 日本アレルギー学会(専門医、指導医) 日本気管支学会(専門医、指導医) 米国認定睡眠ポリグラファー
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たかが 『いびき』 とあなどるなかれ!
これまで「いびきをかくのは良く眠っているもの」と思われることが多かったようです。
しかし、実際にはいびきをかいているときはよく眠れていない場合が多いことがわかってきました。
いびきはむしろ、健康に対する危険信号なのです。
SASとは、「睡眠中に無呼吸あるいは低呼吸が1時間に5回以上出現し、さらに昼間に日常生活に
支障を来すほどの眠気や全身懈怠感などの自覚症状を伴うもの」と定義されています。
SASでは睡眠時に呼吸が十分できないため、睡眠の量・質が著しく低下し、起きて過ごしている生活に
障害をきたしています。
SASの特徴はいびきですが、単に迷惑な大きないびきというだけでなく、睡眠不足からくる日中の眠気
のために、仕事での集中力・意欲の低下、産業事故・交通事故の発生、性格の変化、性的能力の低下
などを来すことが明らかになっています。
また、不整脈や高血圧、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病といった生活習慣病などの疾患を合併し、
生命の危険にさらされる疾患であることがわかってきました。

どのようなときに睡眠時無呼吸症候群を
疑えばよいのでしょうか?
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・習慣性のいびきがある(必ずでますが、ご本人にはわかりません) ・無呼吸がある(ご本人にはわかりません) ・窒息感や、息苦しさのために覚醒する ・トイレ(排尿)のために何度も起きる ・寝汗をかくことが多い
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・口腔内が乾燥している ・熟睡感がない(目覚めが悪い) ・頭痛・頭重感がある ・肩こりがある
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・いつも眠くて、ついウトウトと居眠りしてしまう ・疲れやすく、体がだるい ・仕事に集中できない ・運転中に眠くなる
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・高血圧 ・心臓病 ・糖尿病 ・脳梗塞 ・肥 満
※比較的若年者で上記の疾患を合併されている方が いらっしゃいましたら要注意です
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※SASは寝ている間に起きる病医のため、本人は病気として自覚しにくいのが実情です。
SASの多くの方は、家族や友人から検査を進められて病院を受診されており、本人が
自覚されて受診されることはまれです。
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・減量(肥満のある場合) ・禁酒(特に就寝前の飲酒) ・禁煙 ・側臥位での睡眠
SASの第一選択と言うべき治療法で、保険適応になります。(3割負担の方で1ヶ月4580円)。
睡眠検査の結果などにより、保険適応になるかどうか決まります。
また、1ヶ月に1回の外来通院が必要です。
いびきや、軽度から中等症のSASに対し用いられます。
主に扁桃腺肥大・アデノイド等に適応があります。
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鼻マスク式持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)
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外来受診・睡眠検査・睡眠呼吸障害センターについて
外来には、当院呼吸器科まで簡単な紹介状をご持参の上、受診させてください。
また、受診前に内科外来に電話での予約(TEL 076-245-2615)をお願いいたします。
睡眠検査としては、簡易睡眠検査と睡眠ポリグラフ検査があります。
どちらも夜間の検査のため、一泊二日の検査となります。
当院では睡眠ポリグラフ検査は通常数ヶ月の予約待ちですが、重傷のSAS患者さんを
早く診断するために、まず簡易睡眠検査を施行しています。
なお、小さなお子様の検査は当院では実施しておりませんので、ご了承下さい。
SASのスクリーニング検査です。
この検査でSASの有無はある程度判定可能ですが、完全には判定できません。
簡易睡眠検査の結果は、入院翌日午前中にご説明いたします。
SASを確定診断するための検査です。
治療の効果測定・条件設定のためにも必要な検査です。
睡眠ポリグラフ検査の解析は、米国認定睡眠ポリグラファーの資格を持った検査技師
(あるいはそれに準じた検査技師)が担当し、同資格を持った医師が最終確認をしており、
質の高い診断を行っています。
結果は1週間以降に外来でご説明しています。
検査結果は、患者さん並びに紹介して頂いた先生方に文書でお渡ししています。
また、ビデオ録画も取り入れておりますので、必要に応じて、睡眠ポリグラフの生のデータや、
ビデオ映像を直接患者さんに見て頂いて説明しています。
睡眠検査は睡眠呼吸障害センターで行います。
一般病棟とは別棟になっており、より静かな環境を得られています。
通常個室で検査しますが、当院では個室料金は頂いておりません。
広いベッドでゆったりと検査を受けられ、エアコンによるお好みの温度設定が可能で、
シャワーも利用できます。
検査入院中にビデオ・本などにより、SASの勉強も可能です。

発行:金沢市立病院
地域連携室
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