質問
金沢市の地下水位の変動と地盤収縮の現状を教えてください。
回答
金沢市内では、市内10地点の地下水位と、4地点の地盤収縮を観測しています。
近年、工業用など金沢市全体で使用される地下水の総量は減少傾向にあります。このため、各観測地点における地下水位はやや上昇傾向にあります。しかし、消雪用の地下水使用が増加したことから地下水位は、毎年、冬季に一時的な急低下が見られます。
地盤の膨張・収縮は、地下水位の上昇・低下と非常によく対応しており、毎年、冬季消雪時の地下水位の急激な低下に伴う地盤の収縮が見られます。冬季を過ぎると地下水位は元の水位まで回復しますが、地盤は完全には回復せず、地盤収縮量は年々累積しています。特に、北陸自動車道より海側の沖積粘土層の厚い地域においては、年間数mmの収縮が累積し、地盤沈下となって現れています。
水準測量調査の結果では、昭和49年から平成18年の32年間で近岡町の標高が448.9mm低下したのをはじめ、海岸部、河北潟周辺部を中心とする地域での地盤沈下が進行しています。
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