金沢市は、昭和39年以来5次にわたる長期構想・計画を策定し、また昭和60年には「市民主体、豊かな人間環境の構築、国際的文化産業都市」を市政推進の確固たる基本理念とした「金沢市基本構想」を定め、これらを指針として市政運営にあたり、金沢特有の優れた都市骨格と文化伝統を維持しながら、市民生活の向上と都市機能の充実発展を求め、努力してきました。
しかし、巨大な転換の時代を前にした今、昭和59年に策定した「21世紀“金沢の未来像”」に代わる新たな構想を掲げ、その実現の道を求めていきたいと思います。
それは、金沢の誇るべき貴重な個性を維持・発展させ、都市基盤の充実を図り、うるおいのある市民生活をいっそう豊かなものとし、内外都市との協力を進め、これらによって、自らの歴史に責任をはたすものでありたい。同時に、金沢の都市活動に立脚して、地球社会の当面する新しい課題に積極的に取り組み、それによって、世界都市金沢の自負を強めるものでありたい。
すなわち、金沢のあるべき将来像は、小さくても世界の中で独特の輝きを放つ「世界都市 金沢」の形成であります。
金沢市は、自らの立場と役割を的確に認識して、ここに「金沢世界都市構想」を策定し、時代の展望を誤ることなく、新世紀に向けた都市形成を進めていきます。
世界の中で独特の輝きを放つ都市づくり
住む人一人ひとりの幸せをめざす都市づくり
世界都市であるための条件
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