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金沢市

 
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宇多須神社関係資料

有形文化財 美術工芸品:歴史資料
宇多須神社関係資料
 
所在地 金沢市東山1丁目30-8 宗教法人 宇多須神社
市指定文化財 平成30年10月1日指定
 宇多須神社は、養老2年(718)に多聞天社として創建されたのを始まりとしています。慶長4年(1599)に、2代藩主前田利長が卯辰八幡宮を建立して以後は、藩祖利家の神霊を密かに祀り、藩主の祈祷所として崇敬を集めました。明治6年(1873)には旧金谷御殿の跡地に創建された尾山神社に利家の神霊を遷座し、同33年に宇多須神社と改称しています。 
 本資料は、曳山の龍頭1体、刀剣類4口、弓2張、矢20本、矢籠(しこ)2組、和鏡1枚、三段重2組、水器1対、花瓶1対、瓶子5対、ガラス乾板4枚、写真2枚からなります。
 龍頭は慶応3年(1867)の天満宮遷座祭に合わせ、木町四番丁が製作した宝船型曳山の先端部分です。本体は焼失し、現在は飾りの龍頭のみが残ります。丁寧な作り込みからは当時の金沢町人の意気込みがうかがえ、金沢の失われた曳山文化を伝える貴重な資料となっています。
 刀剣は、金襴(きんらん)の施された鞘袋が付属し、奉納者の地位の高さを示しています。
 弓は黒漆塗りで、籐(とう)の間隔をあけてまばらに巻いた村重籐(むらしげどう)と呼ばれる形態のものです。
 矢は戦に使用する三立羽(みつたてば)で、前田家の家紋が施された矢籠に入れられます。
 和鏡は、鏡背に松・竹・南天に鶴亀のほか、葵の紋が2箇所につきます。
 黒漆塗りの三段重はいずれも江戸時代のものと考えられます。それぞれに赤色と黄色で梅鉢紋があしらわれ、「卯辰大宮」と記します。
 水器、花瓶ならびに瓶子は、祭器として奉納されたものと考えられ、いずれも梅鉢紋が施されています。色絵の花瓶は、無銘ですが、意匠や技法より明治期に作られたものとみられます。瓶子には、松齢堂陶山や鶯谷窯の忠水の銘があるものなどがあり、近代九谷の陶工とのつながりがうかがえます。
 ガラス乾板および写真は、いずれも宇多須神社境内を撮影しているものです。
 宇多須神社には、藩祖利家を祀る神社として信仰されてきたことを示す藩政時代の武具や祭器などの什物が多く残り、近代に入っても前田家を強く意識した奉納品が現存しています。古文書と合わせて、金沢で前田家との関わりが極めて深い神社に伝来した資料群として貴重です。

 

曳山の龍頭
曳山の龍頭

短刀
短刀

問い合わせ先

文化スポーツ局 文化財保護課
電話番号:076-220-2469
FAX番号:076-224-5046
bunkazai@city.kanazawa.lg.jp

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