お知らせ
- 平成23年1月25日 平成22年度の「登録 金沢しぐさ」が選ばれました!
くらしとうやまいの「登録 金沢しぐさ」 (PDF形式:79kbyte)
(※募集は平成22年度をもって終了しました。) - 平成22年11月1日 平成22年度“金沢しぐさ”を募集しています
※募集は12月10日をもって終了しました。ありがとうございました。 - 平成22年2月11日 平成21年度の「登録 金沢しぐさ」が選ばれました!
住まいと食の「登録 金沢しぐさ」 (PDF形式:8kbyte)
- 平成21年11月24日 第8回石川ふるさとCM大賞(主催:北陸朝日放送)にて「金沢しぐさラップ」(金沢市)が大賞を受賞しました!
CMはコチラで見られます - 平成21年11月21日 金沢しぐさの募集は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました! - 平成21年10月1日 金沢しぐさを募集しています。
- 平成21年4月1日 ウェブサイトを開設しました。
平成22年度『登録 金沢しぐさ』
Ⅰ くらしの気づかい
- 金沢弁によるやさしいお礼の気づかいことば
“きがねなぁ”(こんなに気をつかっていただいてありがとう) - 金沢弁による相手をいたわる気づかいことば
“しなしなぁと”(あせらず、ゆっくりとしてください) - くらしの中に茶道や華道のたしなみや作法が息づいています。
(玄関にさりげなく季節の花を飾る、お茶を出してもてなす)
Ⅱ うやまいのしぐさ
- 天候の挨拶などで、ひとや自然に対するうやまいの心を伝えます。
- 初物や頂き物はお供えし「おさがり」を頂く感謝の風習があります。
- 敬語でうやまいの気持ちをあらわします。
~しまっし(なさいませ)~しまさる(しなさる)~(し)てたい(してください)
平成21年度『登録 金沢しぐさ』
Ⅰ 住まいの気くばり
- 季節感を大切にした住まいのしつらえをして暮らし、お客さまをお迎えします。
(障子、簾戸、のれん、座布団などの室内のしつらえ) - 雪吊りをして、庭木を守るとともに、道を通る人に冬の風情を味わっていただきます。
- 家の前の雪かきは、お隣の前も少しは すかしたいものです。
Ⅱ 食の心くばり
- 祝う
お祭りなどのときに、金沢の「およばれ」の料理をつくり、祝います。
例 押しずし、べろべろ - もてなす
季節感あふれる、地物をつかった金沢の料理でお客さまをもてなします。
例 レンコンの各種料理、じぶ、なすびとそうめんの煮物、車麩の卵とじ - お裾分け
頂き物や作った料理などを近所や知人にお裾分けします。
例 かぶらずし、大根ずし
平成20年度『登録 金沢しぐさ』より
もてなしのしぐさ
- お客さまがいらっしゃるときは、玄関に打ち水をしてお迎えします。
玄関の外ではなく、中に打ち水をします。これには清めの意味があると同時に、夏の夕暮れには涼しさを呼びます。 - お茶にそえるお菓子は、二つ折りにした半紙二枚にのせて銘々盆で出します。
「銘々盆」とは、一人分のお菓子をのせる小さな盆のこと。
半紙はお客さまがお菓子を召し上がらなかったときに包んで渡すためのものです。 - 思わぬお客さまでお菓子の用意がないときは、手みやげに頂いたものを 「お道忘れですがどうぞ」と出す場合があります。
どんなときでも「もてなしの心」を忘れないのが金沢らしさです。 - 「おいだすばせ」「お気の毒な」「かさだかな」「おあいそなしで」などの、きれいな金沢弁による「もてなし言葉」も残したいものです。
やわらかで抑揚のある金沢の言葉には、相手への感謝・尊敬の気持ちが込められています。 - 「福梅」「金花糖」「氷室饅頭」「五色生菓子」など、季節の行事菓子も残していきたいものの一つです。
正月や桃の節句、婚礼の儀式など、日々の生活の節目を愛らしい菓子で彩ります。
思いやりのしぐさ
- 雪の積もった一本道や歩道での譲り合い。
雪国の金沢ならではのしぐさです。まず自分から一歩外すことが相手に対する思いやりです。 - 融雪装置のある道を車で走るときは、歩行者のためにスピードを緩めます。
これも雪国ならではのしぐさと言えます。 - 「ごせっかく」「あんやと」などの、きれいな金沢弁による「思いやり言葉」も残したいものです。
慣れ親しんだ言葉だからこそ伝わる気持ちがあります。
金沢しぐさの動画

もてなしのしぐさ 「お道忘れ」「二つ折りの半紙」
動画を再生する(WMV形式:1分02秒)

もてなしのしぐさ 「きれいな金沢弁」
動画を再生する(WMV形式:22秒)
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