西検番事務所

にしけんばんじむしょ

 にし茶屋街の芸妓たちの稽古場や管理事務所として、大正11年(1922年)に建築されました。事務所のある洋風建築が正面に建ち、稽古場のある和風建築が奥に繋がっています。
 伝統的な茶屋建築が建ち並ぶにし茶屋街において、洋風意匠が目を引くシンボル的な存在です。外壁は建築当初から水色で、ポーチ部分のアーチの意匠やバージボード(軒先飾板)などが見所です。


国登録有形文化財

  • 種別 建造物
  • 登録 平成15年7月1日
薄いエメラルドグリーン色の外壁に、玄関ポーチ部分がアーチになっており、庇が付いている洋風2階建て西検番事務所の外観写真

正面の洋風建築

住宅街にある茶色い壁の和風木造2階建ての稽古場の外観写真

奥の和風建築

寺町寺院群とその周辺の文化財(多言語解説)

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