長田菅原神社拝殿

有形文化財 建造物
長田菅原神社拝殿(ながたすがわらじんじゃはいでん)

長田菅原神社拝殿の詳細
所在地 金沢市長田1丁目5番3号
市指定文化財 昭和33年11月21日指定

長田菅原神社はもと本馬所の天神と呼ばれ、現在地の向かいにあったと云われています。明治6年(1873年)に社号を長田菅原神社と改めました。
拝殿は柱間3間四方の正面に向拝を付けた入母屋造・平入・銅瓦葺きの建物で、内外を漆塗りに加え朱を基調に彩色を施し、華麗な彫刻を付けています。もと金沢城北の丸にあった金沢権現堂(東照権現)の護摩堂を明治11年(1878年)に移築したものです。
金沢権現堂は、寛永20年(1643年)4代藩主前田光高が建立したもので、設計は幕府大工の木原木工允です。明治6年(1873年)の神仏混淆(しんぶつこんこう)廃止により同7年(1874年)尾崎神社と改められ、同9年(1876年)金沢市丸の内の現在地に移転しています。

松の木など木々が植えられている中に狛犬が飾られ、奥に朱を基調とし、注連縄が飾られている長田菅原神社拝殿の写真

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