ジョンカラ節

民俗文化財 無形民俗:民俗芸能
ジョンカラ節(じょんからぶし)

ジョンカラ節の詳細
所在地 金沢市東長江町
市指定文化財 昭和34年11月3日指定
開催時期
  1. 旧盆(~8月16日)後の日曜日18時~(東長江町会館広場)
  2. 10月下旬の日曜日10時~(夕日寺小学校)

金沢市の東長江町に伝承され、かつては、旧盆の8月14日、15日の晩に菅原神社の境内で行われていました。現在は、夏祭りや文化祭に出演するなど、継承されています。東長江町のジョンカラ踊りは、音頭とりが輪踊りの中心に位置し、踊り手と一体になって演ずるところに古風な特徴がありましたが、現在、音頭とりは別の位置に変わっています。
尺八に合わせて、下駄で地面を踏んで拍子を取り、前の唄が終わらない先に、かぶせて後半を唄い出します。音頭とりが疲れたり、文句を忘れたりすると「チョイのハンガチ」「チョイのニンマイダ」「チョイのオキュウドウ」「アーツイテコ、ツイテコ」と囃しながら踊ります。踊り手の衣装は、紫かピンクの無地の着物に編笠をかぶり、細かいたて縞のソウメン帯を締め、紅白のたすきをかけます。
ジョンカラ節は歓喜嘆や、親鸞上人一代記の御伝鈔くずし、また日蓮尊者の地獄めぐりなど、仏教的な内容のものも伝承されています。

上段:万国旗や提灯の飾られている神社の境内で笠を被り淡いオレンジ色の着物を着た女性たちがジョンカラ節を踊っている写真、下段:万国旗や提灯の飾られている神社の境内で笠を被り淡いオレンジ色の着物や紫色の着物を着た女性たちがジョンカラ節を踊っている写真

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保護課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2469
ファックス番号:076-224-5046
お問い合わせフォーム