性感染症について
性感染症とは?
性感染症とは、性行為によって感染する病気の総称です。
性行為の経験のある人なら誰でも感染する可能性があります。
主な性感染症は?
梅毒、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、性器クラミジア感染症、膣炎、B型肝炎、C型肝炎、HIV感染症、エイズなどがあります。
どうやってうつるの?
感染している人の精液や膣分泌液に病原体が含まれていて、それがパートナーの性器に触れることで感染します。
また、性器やその周辺の皮膚に病原体が存在する病変があり、その部分に触れることで感染します。
予防方法は?
性行為による感染を防ぐには、性行為をしない(No SEX)か、する場合はより安全な性行為(Sefer SEX)を守って行動することです。
より安全な性行為とは、コンドームを正しく使用することです。
検査や相談はどこでできるの?
保健所では、性感染症のひとつであるクラミジア病原体検査(尿検査)や性感染症相談を行っています。
性器クラミジア感染症は感染しても男性の5割、女性の5~8割が無症状です。
検査日程
詳しい日程は下記リンク「検査のご案内へ」をご覧ください。
相談
月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く) 8時30分~17時15分に随時行っています。
金沢市保健所 地域保健課 電話番号 076-234-5116
性感染症を放っておくとどうなるの?
性器クラミジア感染症など性感染症を放置していると、性器や泌尿器などの粘膜に炎症が生じて、HIVに感染しやすくなります。
性器クラミジア感染症を治療せずにそのままにしておくと、いろいろな合併症を起こします。男女とも不妊症の原因になることがあります。
心配なことがあったら、男性は泌尿器科、女性は婦人科を受診しましょう。
オーラルセックスが原因で、クラミジアや淋菌などの「のど感染」も増えています。
のどの感染は自覚症状がない場合が多く、性器感染よりも薬の効き目が悪いため、治療に時間がかかります。