12年度第3回

介護保険の実施状況

12年度第3回 金沢市介護保険運営協議会 議事録要旨

  1. 会議の日時および場所
    1. 平成13年2月22日(木曜日)15時30分〜17時
    2. 市役所7階全員協議会室
  2. 出席委員
    22名
  3. 議事内容

1. 介護保の実施状況等について(報告)

事務局より、介護保険の実施状況について説明。

(委員)
サービス利用の推移で、極端に伸びが違う短期入所療養介護(療養型)の要因は何か。

(事務局)
短期入所療養介護は空きベット利用であり、不確定要素が大きかったことも考えられるし、また当初、療養型事業者が空床をショートで利用できることを知らなかったということも考えられる。

(委員)
保険料の滞納者で、サービスを利用している人はどれくらいいるのか。また、サービスに対する苦情の状況はどうか。

(事務局)
保険料を滞納している利用者は40人程である。また、苦情については、大きな問題となるクレームは今のところない。

(委員)
特養待機者から苦情は出ていないのか。

(事務局)
ショート専用床の特養への転換により、緊急的な方は対応できたのではないかと考えている。

(委員)
限度額に対する利用割合が全国平均より低いことにはどんな要因があるのか。

(事務局)
分析はしていないが、「使わない」という意識があるのではないか。

(委員)
利用割合の問題について、具体的なケースの調査を行っているのか。

(事務局)
今後調査したい。

(委員)
認定を受けても利用しない方についてもケース調査が必要ではないか。

(事務局)
あわせて調査したい。

(委員)
訪問看護についても、医療と介護の利用料の差による利用差し控えの状況がないのか調査してほしい。

(委員)
利用料減免の状況は。

(事務局)
減免されたケースは1件のみである。預貯金の状況により、該当しないケースが多い。

(委員)
介護保険外のサービスで、生活支援サービスが伸びない理由は何か。

(事務局)
当初、要介護認定の非該当を10%と想定し利用量 を計画していたが、現実に非該当は1%である。また、通所事業は介護保険によるデイサービスの空き利用であるが、空きがあまりない状況ということもある。利用が進むよう、もっと周知徹底していきたい。

(委員)
事務的経費を含めた財政面 についても、今後検討する必要がある。また、施設から在宅への移行が進まないのは、在宅の施策が不十分だからではないのか。もっと検討していただきたい。

2. 苦情等専門部会の設置について

奥会長より、専門部会委員(6名)について紹介。横山副会長より、苦情等専門部会設置要綱(案)について提案。

提案された要綱案については了承。4月には発足できるよう準備を進めることとされた。

3. 介護保険市民フォーラムの開催結果 について

井上委員(フォーラム司会者)より、介護保険市民フォーラムの開催結果について報告。

4. その他

(委員)
フォーラムは、もっと市民の方が参加しやすいしくみにしていただきたい。時間も短かったのではないか。

(委員)
介護保険の基本は施設から在宅への転換であり、待機者の状況(実際の生活状況)を調べることも必要でないか。

(委員)
待機者は、かけ持ちで申し込みをしており、実質的な待機状況はなかなか把握できない。

(委員)
制度導入時には精力的にPRをしていたようだが、これからも十分に周知活動を行ってほしい。

(委員)
協議会で出された意見については、次回の協議会に報告できるようにしてほしい。

(委員)
事業者側の情報公開についても、積極的に取り組んでほしい。

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