加賀友禅

加賀友禅に彩色している職人の手元

加賀友禅の着物の彩色をしているところ

京都の宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんさい)が金沢に伝えたといわれています。そして加賀にもともとあった「加賀染(ぞめ)」という模様(もよう)ぞめを改良(かいりょう)し、今日の「加賀友禅」の基礎(きそ)ができました。 がらは、草や花の模様が中心で、京都の友禅よりもたくさんの色を使っています。温かい色合いで、「ボカシ」や「虫くい」という方法で模様を作っています。特にボカシの技術(ぎじゅつ)は、模様の外から内側にぼかす独特(どくとく)の技法(ぎほう)で、優美(ゆうび)さを表現(ひょうげん)しています。

    
仕上がりまでには多くの工程(こうてい)があり、とても手間がかかっています。

浅野川で見られる「友禅流し」は、生地についているのりや、よぶんな染料(せんりょう)をあらい流す工程のひとつです。現在では主に加賀友禅染色団地(せんしょくだんち)の人工の川で行われています。

この記事に関するお問い合わせ先

広報広聴課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2033
ファックス番号:076-220-2030
お問い合わせフォーム