工芸の新しいビジネスモデル構築事業について
コロナ禍を機にビジネススタイルの大きな変化に対応し、本市の魅力である工芸の活性化を図るため、工芸を基軸に新たなビジネスモデルの構築に挑戦する意欲のある方による、事業の可能性調査や具体的な実践の提案を募集し、金沢未来のまち創造館のTENJO KANAZAWAのアドバイスを受けて、取り組んでいただきます。
対象者
・本市に拠点を有する団体、または事務所若しくは事業所等を有する事業者
・団体・事業者が、本市工芸品の作り手や生産、加工、販売等を行う者ではない場合、工芸事業者と連携すること
・団体・事業者は、3名以上の活動メンバーで構成されていること
【留意事項】
※団体・事業者は運営に関する規約等があり、適正な会計処理が行われていること
※団体・事業者の構成員が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員又は暴力団関係者と認められる者でないこと
※政治団体、宗教上の団体でないこと
※市税の滞納がないこと
対象事業
金沢市の工芸品や工芸技術を活用した新しいサービス等の開発に取り組むにあたり、実施す る市場調査やマーケティング分析、販路開拓にかかる諸課題等の抽出、整理、これらの課題解決に向けた具体的な方策の実践を行う事業などで、今後、本市の工芸分野を未来へ継承・発展させるためのモデルとなる取り組み。
【事例】
(1)新たな市場開拓への挑戦
海外向けECサイトの開設、NFT1作品の出品、海外アート市場への展開、
オンラインファンコミュニティ2の運営など
(2)革新的なものづくりへの挑戦
3Dプリンターなど最新技術の活用による制作過程の発展、省力化、など
(3)持続可能なものづくりへの挑戦
伝統技術の継承のため、技術、素材、道具等の体系的な記録、調査、など
(4)新たなコト消費への挑戦
食を交えるなどの異業種を通した工芸体験事業の企画・運営、など
(注1)NFT・・・非代替性トークンの略称。暗号資産と同じブロックチェーン上でやり取りされる、偽造不可能な鑑定書と所有証明書が付いたデジタルデータのこと。
(注2)オンラインファンコミュニティ・・・企業や商品のファンが集まり、コミュニケーションするオンライン上の場(オンラインサロンなど)
対象経費
謝金、招へい旅費、事業費(資料購入費、調査研究費、広告宣伝費、コンサルタント費など)、試作開発費
実施額
委託料 上限600,000円
募集時期
令和5年7月5日(水曜日)正午 必着
審査
書類審査後、審査会(申請者によるプレゼンテーション)を実施します。
・日時 令和5年7月11日(火曜日) ※時間は、後日お知らせします
・会場 金沢未来のまち創造館(金沢市野町3丁目11-1)
事業実施期間
令和5年8月(契約締結日)から令和6年2月29日(木曜日)まで
採択件数
本事業全体で3件程度
事業成果報告会
採択者は、事業成果報告会(令和6年3月予定)で事業の実施概要を発表していただきます。
詳細・申請書
申込先
〒920-8577
金沢市広坂1-1-1 金沢市経済局クラフト政策推進課
工芸の新しいビジネスモデル構築事業 担当