Pick Up しいのき迎賓館

ピックアップ紹介

A 広坂緑地 Hhirosaka Park

手前には芝生が広がり、奥には林が広がっている広坂緑地の写真

何もない贅沢
元々石川県庁舎の建物が広がっていたところは、全面芝生の開放感溢れる広場に。金沢城の石垣側にかけて広場を山なりにしたことで、建物の眺望から、広場と石垣間の道路を隠し、緑が広がるように見せています。普段は市民が散歩したり寝転んだり、イベント時にはテントが並び、しいのき迎賓館の大きな魅力の一つとなっています。

B リノベーション Renovation

白い床と白い天井で造られた室内で市民が座ったり絵画を見ている写真

身近になった元お役所
老朽化が進み、取り壊す計画だった旧県庁。しかし、古き良きものを残したいという想いから、一部分を残したリノベーションの手法で生まれ変わりました。今ではお役所だった当初の面影も感じられる市民の憩いの場として多くの人に利用されています。

C 二つの顔 Hybrid

手前には芝生の広場、奥にはガラス張りの白い横長の建物が立っている写真

2つの顔をもつ建築
表側は昔のままの煉瓦の姿でお出迎え。広場側は明かりを取り込み、景色を見せるガラスのニューフェイス、と、二つの顔をもつ。表側には、樹齢約300年にもなる堂形の2つの大きなシイノキが今も昔も訪れる人々を見守り続けます。

D 構造 Structure

両側に大きな木が2本立っていて、奥には白の壁とレンガで造られた大きな建物が立っている写真

石川県初のRC造。
大正時代に石川県で初のRC造として建てられた旧石川県庁舎。構造図もない時代、コンクリートを上手に打つ技術力もなく、建て替え調査時に解体すると、床の厚さもまばらな仕上がりになっていたことが判明。最も薄いところで5センチメートルの床厚でした。現在鉄筋コンクリート造と鉄骨造で造られているしいのき迎賓館。旧県庁部をもたせるために、基礎には免震構造を採用。地下にもぐるとその最新技術が見れちゃいます。

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