Vol.2 エキからマチまで あるいてみよう!(武蔵ヶ辻・玉川町・尾山町・香林坊エリア)

武蔵ヶ辻・玉川町・尾山町・香林坊エリア

所要時間 約75分

01 近江町市場 Omicho Market

商店街の通りにお店の外まで沢山の商品が並び、お客さん達が歩いている写真

1721年開設・金沢の台所。
14 天正8年(1580年)この場所で朝市が始まり、享保6年(1721年)市場が開設。「金沢の台所」と呼ばれてから290年の歴史をもつ近江町は、日本有数の市場。2009年の再開発で、昔ながらの市場の良さを残す今の姿となりました。正月の準備、お盆の買い出し、今日の晩ご飯、朝から夕方まで大にぎわい。海鮮丼は必須、満腹幸せ気分。

02 武蔵町 Musashimachi

右側にすだれが掛けられ、左側には引き戸の扉がついた家が写っている写真

裏手の生活感。
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 武蔵ヶ辻の一本裏手に入ると、ちょっと落ち着いた雰囲気に生活の香りと商店の香りが入り交じっています。見渡せば長屋や大きなお屋敷に、古い蔵。変わらず在り続けるものが見つかる場所です。

03 金沢市立玉川図書館 Tamagawa City Libary

手前に茶色いレンガ調の建物、奥に白い横長の建物が立っている玉川図書館の外観写真

谷口親子共同作品。
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 細い路地を抜けると、赤いレンガに明治の香り。マチナカの玉川図書館に到着です。1913年に建てられた赤レンガ造の専売工場を、1978年に一部保存改修し、それに本館を増築させる方法で建てられました。建築家谷口吉郎とその息子谷口吉生の唯一の共同作品でもあります。赤レンガと融合させるために銀色の鉄骨や赤サビを使用して全体を統一しています。

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04 玉川公園 Tamagawa Park

芝生の広場の奥にトイレのような建物が見える玉川公園の写真

本を読むのにちょうどいい。
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 玉川図書館で借りた本を読むにもちょうどいいこの公園。自転車で爽快に走り抜ける人を横目に、外での読書はいかがでしょう。夕方には夕日が差し込み、ちょっと感傷的になってみたり。

05 せせらぎ通り Seseragi Street

右側に瓦屋根の白い建物、左側に2階の壁が茶色の建物が並んでいる写真

最新金沢まちなか用水ライフ。
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 休日になると徒歩や自転車で、用水の水音に誘われるようにサンポする人がいっぱいのせせらぎ通り。リノベのお店が建ち並び、古くて新しい価値を発見できる街。美味しいパンも、なんだか気になる本も全てここにあり。

06 金沢市文化ホール Kanazawa Bunka Hall

白い建物の間の道路の上に、灰色で逆ピラミッド型の屋根が施されている文化ホールの外観写真

逆ピラミッドの大屋根。
19 二つの棟の真ん中に逆ピラミッドがのっかるこの建築。1982年に中学校の跡地に建設されました。施設の中心を抜くことで、住宅街と街なかを優しく繋げています。1998年には公共建築百選にも選ばれ、コンサートのみならず講演会や発表会にも使用されています。

07 尾山神社神門 Oyama Shrine Gate

2階の窓に赤や黄色などのステンドグラスが施されている白い建物の写真

金沢の夜のシンボル。
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 まず目に入るこちらの神門。和洋中の三様式が取り入れられており、最上部には5色のギヤマンによるステンドグラスが光ります。明治8年に完成した当初、神門の光はステンドグラスを通して、夜間日本海を航行する船にまで届いていたとか。昔から金沢の夜のシンボルでした。

08 尾山神社神苑 Oyama Shrine Garden

木と木の間にベンチやテーブルのようなものが見える穴場スポットの写真

静けさ漂う穴場スポット
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 さてさて、尾山神社は神門のある正面入り口は有名ですが、裏手の入り口はあまり知られていません。正面とはガラリと雰囲気を変え、静けさの中へ足を進めると、鳥の鳴き声や風の音に気分もおだやか。ここ、穴場です。庭園の各部には楽器にちなんだ名前がつけられており、笙島や琵琶島、琴橋など雅楽の響きが聞こえてきそうな趣。

09 金沢城の石垣 Stone Wall

石が積まれた石垣の上に草が生えていて、さらにその上にも石垣が見えている写真

石垣の博物館・金沢城。
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 石垣の博物館と呼ばれる金沢城は、様々な積み方の石垣を見ることが可能。この場所は金沢城内玉泉院丸庭園に面した石垣をみることができる。用途や場所に合わせ、城を守り抜き役目をまっとうした石垣達を篤とご覧あれ。

10 石管 Stone Pipe

草で囲まれたコンクリートの真ん中に穴が開いている水道跡の写真

藩政期の水道跡。
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 かつて水便が悪かったために消火がうまくいかず全焼してしまった金沢城、同じ失敗を繰り返さないために人々は城内に水を引く工事を決意。土から顔出すこの石管。実は辰巳用水から兼六園、そして金沢城へと地下を通り、水を流していたものなのです。富山から水運された石は二千数百個と言われます。

11 いしかわ四高記念公園(旧中央公園) The Fourth High School Memorial Park Ishikawa

中央に花壇、周りに石畳の通り道があるカナザワセントラルパークの写真

カナザワセントラルパーク。
24 まちなかの屋外イベント会場と言えばここ。まさにセントラルパーク。中心市街地の緑地率が高いのは珍しく、市民も木々たちも誇らしげ。再整備によって更に安全に、緑も育ちやすくリニューアル。お昼も夜も、お散歩にはもってこいのスポットです。

12 石川四高記念文化交流館 The Fourth High School Memorial Museum of Culitural Exchange Ishikawa

右に松の木が立ち、奥に建つ赤レンガ造りの2階建ての総合近代文学館の外観写真

日本で二番目の総合近代文学館。
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 昔は昭和43年旧第四高校図書館として使われていました。日本近代文学館に次ぐ日本で2番目の総合近代文学館であり、赤レンガが積み上げられたファサードが特徴。ライトアップもされていて、夜道を楽しく歩けます。

13 しいのき迎賓館 Shinoki Cultural Complex

両脇に丸い形の木が立っていて、奥に大きな建物が立っているしいのき迎賓館の外観写真

歴史と現代の二面性をもったおもてなし。
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 大正13年に建てられた旧石川県舎が、コンバージョンにより人々をもてなす文化施設へと生まれ変わりました。特徴は、大きな2本のしいのきが映える旧県庁の顔を残した正面と、金沢城側の大きなガラス張りのファサード。歴史的な面と現代的なデザイン面は、古き歴史ある金沢と進化を続ける都市金沢の二面性を表しているのです。館内も新古が混ざりかなりハイカラな仕上がりに。金沢城の石垣を眺めつつお茶もできちゃいます。

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14 広坂緑地 Hirosaka Park

手前に芝生の広場、奥に石垣と木々が鬱蒼と茂った森がある広坂緑地の写真

ついにゴール!さあ寝転びましょう。
27 見えるは空と木々と石垣。金沢のど真ん中だということを忘れて遠慮なく。これが今時カナザワライフ。平日は市民の通勤路、休日は子供から大人までの散歩コースとなっております。

サンポの起点JR金沢駅

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