高齢者帯状疱疹予防接種

令和7年度 高齢者帯状疱疹予防接種について

金沢市では令和7年8月より、高齢者を対象とした帯状疱疹予防接種の定期予防接種を開始します。

この予防接種は、主に個人の重症化予防により重症者を減らすことを目的として行うもので、義務ではありません。接種を希望される場合は、予防接種の効果と副反応等についてご理解された上でお受けください。

接種期間は令和7年8月1日(金曜日)~令和8年3月31日(火曜日)です。
今年度対象となる方には、令和7年8月1日までに予防接種券を送付いたします
4月から7月に接種した場合は、任意接種(全額自己負担)となります。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルス「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因の病気です。

水ぼうそうになると、治った後もウイルスは背骨に近い神経に症状を出さない状態で潜んでおり、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫機能が低下するとウイルスが再び目覚め、「帯状疱疹」として発症します。70歳代での発症が最も多くなっています。

詳しくは、「厚生労働省HP 帯状疱疹ワクチンについて」をご覧ください。

対象者

金沢市にお住まいで、以下の条件に該当し接種を希望される方。

なお、以下の条件に当てはまる方で、予防接種券を紛失・破損、または転入により再発行を希望する方は、「高齢者定期予防接種券再発行について」をご確認ください。

1.令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、および100歳以上になる方

以下の生年月日に該当する方が対象となります。

65歳:昭和35年4月2日 ~ 昭和36年4月1日生の方
70歳:昭和30年4月2日 ~ 昭和31年4月1日生の方
75歳:昭和25年4月2日 ~ 昭和26年4月1日生の方
80歳:昭和20年4月2日 ~ 昭和21年4月1日生の方
85歳:昭和15年4月2日 ~ 昭和16年4月1日生の方
90歳:昭和10年4月2日 ~ 昭和11年4月1日生の方
95歳:昭和5年4月2日 ~ 昭和6年4月1日生の方
100歳以上:大正15年4月1日以前生の方(※令和7年度のみ)

(注意)
原則、接種券が届いた方であっても、過去に帯状疱疹ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」、または乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」)の接種を完了したことのある方は、定期予防接種の対象とはなりません。

2.60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に1級程度の障害を有する方

 60歳の誕生日を迎える方は、誕生日の前日から接種券を使用して接種することができます。
(接種券に有効期間が表示されます。)

接種期間

令和7年8月1日(金曜日)~令和8年3月31日(火曜日)
対象となる方には8月1日までに接種券を送付いたします。
ただし、昭和40年8月3日~昭和41年3月31日生まれの方へは、60歳の誕生日が近くなりましたら接種券を送付します。

接種場所

 (注意)
原則、事前に医療機関にご予約ください。

 また、ご予約の際には、金沢市の高齢者帯状疱疹予防接種協力医療機関であることをご確認ください。

個人負担額

帯状疱疹には次の2種類のワクチンがあり、どちらか一方のワクチンを選んで接種します。

乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」:2,600円
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」:7,000円/回(合計 14,000円)

接種するワクチンの金額を、医療機関の窓口でお支払いください。

 (注意)
ただし、生活保護の受給者および市民税非課税世帯のうち、本人の課税年金収入額と合計所得金額の合計が80万9千円以下の方は個人負担額が免除となります。

帯状疱疹ワクチンの特徴について

帯状疱疹予防接種に使用されるワクチン、乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」には、それぞれ以下の表の通り、異なる特徴があります。

帯状疱疹ワクチンの特徴対照表

どちらのワクチンを接種するかは、「厚生労働省作成 帯状疱疹ワクチン定期接種リーフレット」や、「厚生労働省HP 帯状疱疹ワクチンについて」等を参考にして、ご判断ください。
また、医療機関によってはどちらかのワクチンしか取り扱っていない場合もあります。接種前に医療機関にご確認ください。

予防接種を受けることができない方

  • 明らかな発熱がある方
  • 重い急性の病気にかかっている方
  • ワクチンに含まれる成分によって強いアレルギー反応を起こしたことのある方
  • その他、医師が不適当と判断した方

(注意)
先天性および後天性免疫不全状態の方、または副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤などの治療を受けており、明らかに免疫抑制状態の方は「ビケン(生ワクチン)」の接種ができません。この状態に該当する方は、「シングリックス(組換えワクチン)」のみ接種してください。

(注意)
原則、過去に帯状疱疹ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」または乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」のいずれか)の接種を完了したことのある方は、定期予防接種として受けることはできません。

上記の状態に当てはまるかに関わらず、予防接種は健康状態の良いときに受けてください

予防接種による「健康被害救済制度」について

この予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、重大な健康被害が生じたりした場合には、それを補償する「予防接種健康被害救済制度」があります。
詳しくはこちらのページをご確認ください。

関連情報

お問い合わせ先

予防接種専用電話 : 076-220-2701

この記事に関するお問い合わせ先

健康政策課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2233
ファックス番号:076-220-2231
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