都市宣言

金沢市では、金沢市に住むすべての人が夢（ゆめ）や希望を持ち、住みやすいまち、住み続けたくなるまちを作っていくために、いろいろな「都市宣言」をしています。

どのような宣言か、見てみましょう。

(昭和32年9月26日議決）

戦争のない、平和な世界を作るために、世界中の人たちと協力して、人類の幸せのために努力する「平和都市」になることを宣言します。

(昭和37年3月15日議決）

交通事故（じこ）から市民をまもるため、道路を整備（せいび）するなど、交通環境（かんきょう）をよくして、市民が一丸（いちがん）となって安全都市を作る「交通安全都市」になることを宣言します。

(昭和49年6月12日議決）

人類が生きていくために、すべての生命の源（みなもと）になる緑をふやして、守り、"森の都金沢"を永遠（えいえん）の緑のまちにするため、努力していくことを宣言します。

(昭和60年12月21日議決）

核兵器（かくへいき）を禁止（きんし）、なくしていくために努力し、姉妹都市となかよくするなど、世界の都市の市民と交流をします。また、それぞれの貴重（きちょう）な文化遺産（いさん）をまもり、世界平和と人類のかぎりない繁栄（はんえい）のため、永遠の平和都市となることを宣言します。

(平成4年3月23日議決）

美しい自然、歴史的なまちなみや伝統（でんとう）文化をまもり、個性ゆたかで魅力的（みりょくてき）なまちにするために、さらに、金沢らしい景観を作っていく努力をすることを宣言します。

(平成7年9月26日議決）

世界にほこれる伝統工芸が息づくまち金沢。この伝統工芸の継承（けいしょう）と後継者（こうけいしゃ）の育成、新しい個性（こせい）ある創作（そうさく）活動の支援（しえん）などを基本（きほん）に、「ものづくりのこころ」を受けつぎ、世界に発信していくことを宣言します。

(平成10年3月26日議決）

まち中をうるおす清流や緑ゆたかな自然、歴史あるまちなみを守りつつ、日本の美しい風情（ふぜい）を伝え、人と自然が共生する心やすらぐ環境都市を目ざすことを宣言します。

(平成16年6月22日議決）

繊維（せんい）はもちろんのこと、生活文化すべてにかかわるファッションの分野で、世界をリードするファッション産業都市づくりを進めることを宣言します。

(平成18年3月8日議決）

安全で安心な暮らしを守るため、誰でも心豊かに暮らせる安全で安心なまちづくりに努めていくことを宣言します。

(平成19年3月15日議決）

まちの風格（ふうかく）と気品（きひん）を後の世に引き継ぐため、地域の連帯（れんたい）を守り、健全な社会づくりに努めていく宣言します。

(平成19年9月19日議決）

みんなが気持ちよく暮らしていくためには、一人一人がルールを守り、他の人に優しくすることが必要です。そのため、すべての市民がグッドマナーの実践（じっせん）に励（はげ）むことを宣言します。

（平成25年12月16日議決）

みんなが性別（せいべつ）にかかわりなく尊いものとして大切に扱うことのできる社会を創るため、一人ひとりの違いを認め、平等（びょうどう）な立場（たちば）で関わる機会（きかい）が失われないよう、男女共同参画都市（だんじょきょうどうさんかくとし）となることを宣言します。