緑ゆたかな金沢を守る
斜面緑地の役割(やくわり)
金沢は森の都として紹介(しょうかい)されますが、これは卯辰山(うたつやま)や野田山、小立野(こだつの)台地や寺町台地などに多くの緑があるためです。
特に、こうした山や台地などの斜面(しゃめん)が緑でおおわれているところは、平地の緑地よりも自然がゆたかに見えます。これを斜面緑地といいます。金沢市では、この斜面緑地を守っていくために、1997年(平成9年)に「金沢市斜面緑地保全条例(ほぜんじょうれい)」 を制定(せいてい)しました。
この条例では、
- 緑あふれるまちづくり
- 景観の美しいまちづくり
- 動物や植物と共存(きょうぞん)できるまちづくり
- 土砂災害(どしゃさいがい)などのない安全なまちづくり
などを目的として、斜面緑地を守る地域を指定しています。