機械産業
一般機械生産ライン
金沢市は、明治時代から繊維(せんい)産業がさかんだったため、繊維機械が発達しました。 そこから、工作機械、印刷機械、食品機械などが発達したので、ひとくちに機械産業といっても、たくさんの種類があります。
自動織機(しょっき)の分野では、繊維産業の発達から、人力で動く織機の製造(せいぞう)を基(き)ばんに発展(はってん)しました。現在(げんざい)では最新の織機を、日本国内はもとより、外国にまで輸出(ゆしゅつ)しています。
また、金属(きんぞく)加工や工作機械の製造(せいぞう)分野では、いろいろなNC旋盤(せんばん)(工具を回転して、けずる機械)や、それらを作る仕組みまでを開発しています。 それらを商品として作って、国内外で高い評価(ひょうか)を受けています。
食料品の加工分野では、豆腐(とうふ)の製造や、液(えき)用びんづめをするための機械など、特色のある機械をつくる技術(ぎじゅつ)がすぐれています。
また、最近では、情報化(じょうほうか)の波を受け、電気機械、精密(せいみつ)機械などの分野がさかんになっています。