印刷産業

オフィスで印刷物の編集をしている人達

印刷物の編集

加賀藩(かがはん)の時代にすでに「印刷所」が作られていましたが、1872年(明治5年)、金沢市に 「経業堂(けいぎょうどう)」という印刷所ができ、本格的(ほんかくてき)な印刷産業が始まりました。

大正時代はめざましく発展(はってん)しましたが、昭和のはじめ、第2次世界大戦 の影響(えいきょう)で、紙や墨(すみ)、インキまでがわりあてて配られることになりました。印刷業者は苦しい経営(けいえい)をせまられましたが、業界のたてなおしのために努力し、戦争後は教科書などの印刷で仕事がふえてきました。 現在(げんざい)では、地元ばかりではなく、東京や大阪(おおさか)を始め、全国を対象に発展しています。

昭和から平成にかけては、コンピュータやソフトウェア、インターネットが発達し、印刷業界も大きく変化しました。新しい技術(ぎじゅつ)を取り入れたことで、印刷物のデザインや、紙面の配置の変更(へんこう)、データのやり取りが簡単(かんたん)にでき、仕事が以前よりずっと効率(こうりつ)よく進められるようになりました。

また、高度な技術で、空気と水以外のあらゆるものに印刷が可能(かのう)になり、今までにない新しい分野に発展しています。

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