加賀宝生、狂言

加賀宝生(かがほうしょう)

加賀宝生

加賀藩(かがはん)の時代、能(のう)は武士(ぶし)のたしなみとされ、5代藩主(はんしゅ)綱紀(つなのり)のときに、宝生流(ほうしょうりゅう)という流派(りゅうは)を取り入れたことから、加賀宝生として栄えていきました。

金沢市では、小学校3年生以上を対象に、加賀宝生を歴史的、技術(ぎじゅつ)的に学ぶ、加賀宝生子ども塾(じゅく)を開いています。

狂言(きょうげん)

狂言

能の影響(えいきょう)を受けて発展(はってん)した狂言は、能と同じく舞(まい)と謡(うたい)が基本で、さらに台詞(せりふ)がついています。格調(かくちょう)高い笑いをテーマにしていますが、庶民的(しょみんてき)なものが多く、楽しくわかりやすいのが特徴(とくちょう)です。金沢では、5代藩主綱紀のころから和泉流(いずみりゅう)が主流(しゅりゅう)になりました。独特(どくとく)のユーモアあふれる狂言は、伝統的(でんとうてき)に観衆(かんしゅう)の息ぬき用として、能の合間にえんじられます。

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