防災教育の推進

 東日本大震災の教訓から、金沢市内の小中学生が災害に遭遇したときに、状況に応じて適切な対応ができるよう、危機管理能力を育むために、全小中学校で地域・PTA等とも連携して、防災教育をすすめます。

ホワイトボードの横に立ち説明をする警察官、座って話を聞いている生徒たちの写真
辺り一面が曇っていて、生徒2名の後ろ姿が写っている写真
消防車のはしごに消防隊員3名が乗っていて、下から参加者たちが見ている写真
中央に男性が一人座っていて、両脇に参加者達が座り、右奥にモニターが置かれている会議中の写真

 平成24年度より、本市の防災教育の方向性やあり方について指導・助言をいただく「防災教育アドバイザー」を委嘱するほか、学識者、学校関係者、消防等関係機関が連携して、危機管理能力に関する研修を開催し、学校版「金沢市災害対応基本指針」を改訂するなど、防災体制の強化に努めています。

もしも今、地震が起きたらと書かれたDVDケースが二つ並んでいる写真

 市内小中学校の実情に応じて、保護者、地域、関係機関等と連携し、子供達の危機管理能力を高める取組を年間を通して行っています。体験的な活動のみではなく、教科・領域の中でも災害を題材として扱うことや町の状況を調べることを通して、地域の防災について学ぶ機会もつくられています。 

 また、金沢市教育委員会では、関係機関と連携し、専門職員を各学校へ派遣して、講師として防災教育推進に努めているほか、防災教育関係のDVDを揃え、各学校の希望により貸出もしています。 

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