旧野本家住宅

有形文化財 建造物
旧野本家住宅(きゅうのもとけじゅうたく)

旧野本家住宅の詳細
所在地 金沢市湯涌荒屋町35-1 金沢湯涌江戸村
市指定文化財 平成19年3月12日指定

石川県能登町(旧柳田村)で代々肝煎(きもいり)を務めた家柄の農家を移築したもので、建築年代はその構造手法などから江戸時代末期と推定されます。
建物は入母屋造(いりもやづくり)茅葺(かやぶき)平入りで、外壁は土壁の上に杉皮を貼っています。建物正面に向かって右寄りをツギノマ、ヒカエノマ、カミザシキ、ブツマなどの居室部分、左側をニワ、ダイドコロの土間部分としており、奥能登地方に分布する間取りの特徴をよくそなえています。調査に基づき移築された建物で、江戸時代末期の旧状を外観、内部ともよく残しており、現在では類例の少ない貴重な建物です。
「金沢湯涌江戸村」として保存・活用されています。

茅葺屋根の平屋建て、雨戸が設置してある旧野本家住宅の外観写真

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