津田文書
有形文化財 美術工芸品:古文書
津田文書 附 懐中獣面神像
(つだじもんじょ つけたり かいちゅうじゅうめんしんぞう)
所在地 | 金沢市玉川町2-20 金沢市立玉川図書館 |
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市指定文化財 | 平成26年1月14日追加指定 |
津田家は、金沢市立玉川図書館近世史料館所蔵「諸士系譜」によれば、津田大炊(小八郎平重長)を祖とし、その養子である右京が前田利常に出仕して以降、代々加賀藩に仕えています。
本史料群は豊臣秀吉文書が17点現存し、子息の豊臣秀頼や五奉行の一人であった増田長盛の書状もあることから、個人所蔵としてこれだけの点数がまとまって保管されていたことは大変貴重です。右京は秀吉の取次として父の大炊と親交があった杉原長房を仲介とし、長房の義兄である和歌山藩主浅野長晟の縁故を通じて(さらに浅野の血筋の者が既に加賀藩に出仕していたことも相俟って)加賀藩に採用された可能性が高いことから、近世初期における仕官の過程もうかがえる好個の史料といえ、また、織豊期から近世にかけての武家、とくに前田家に仕えた家臣団のルーツを探る上でも有用な史料群として高い価値を有するものです。

豊臣秀吉判物

豊臣秀吉判物

前田光高知行宛行状