金沢素囃子

無形文化財 :芸能
金沢素囃子(かなざわすばやし)

金沢素囃子の詳細
所在地 金沢市内
市指定文化財 昭和55年10月11日指定

素囃子とは、長唄、常磐津、清元などの邦楽や舞踊から囃子のみが独立した、唄の入らない演奏のみの形式のものをいいます。囃子の演奏に用いる楽器は小鼓、大皷、笛などで通常絃楽器は含みませんが、三味線(さん絃)は例外とされています。
現在、金沢における素囃子は明治後期に確かなものとなり、今日望月、堅田両派ともに継承されていますが、従来それぞれで発表していたものを昭和53年に金沢素囃子保存会を結成し、共通の場で行うこととしました。
金沢素囃子は加賀百万石の伝統文化のひとつとして、その格調の高さ、優美華麗さ、技能水準の高さにおいても全国的にも上位にあり、地方的特色が顕著な芸能といえます。
優れた囃子演奏技術である金沢素囃子は、長唄、常磐津、清元などの演目において、唄とあわせて演じられることが一般的となっています。

大きな松の木が描かれた屏風の飾られた舞台で小鼓、大皷、笛、三味線を演奏する和服姿の女性たちの写真

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金沢の伝統文化:素囃子

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