(国指定)兼六園

特別名勝:兼六園(けんろくえん)

  • 【所在地】金沢市兼六町1番1号
  • 【国指定特別名勝】昭和60年3月20日指定
  • 【指定面積】100,740平米

兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園で、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園と呼ばれています。
延宝4年(1676年)、5代藩主前田綱紀が蓮池亭を造りその庭を蓮池庭と呼んだのが兼六園の始まりで、安永3年(1774年)、11代藩主治脩(はるなが)が宝暦の大火で荒廃した蓮池庭を復興し、文政5年(1822年)、12代藩主斉広(なりなが)が千歳台一帯を取り込んだ広大な庭を整備し、兼六園と命名されました。13代藩主斉泰(なりやす)により千歳台に曲水が回され、霞ヶ池の拡張が行われ嘉永4年(1851年)庭園が完成しました。
霞ヶ池を中心に回遊できる園内には、築山・曲水・渓流・噴水・橋・滝・池泉・茶亭・灯籠・石塔などが配され、変化に富んだ景観を構成しています。

紅葉した木々の前にある2本脚の灯籠(ことじ灯籠)の片脚が池の中、もう片方が庭園の石の上にのっている兼六園内の写真

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