西家庭園

記念物 名勝
西家庭園 (にしけていえん)

西家庭園の詳細
所在地 金沢市長町3-1-57
市指定名勝 平成19年12月3日指定

 西家庭園は大正5年(1916年)西家所有以後の大正中期に、旧市街地の住宅地に作庭された庭園で、当初の姿を現在も残しています。
 敷地東側の道路を挟んで大野庄用水が流れており、庭園の中央となる池には当初から大野庄用水の水が引き込まれています。景石は各地から収集された名石、大石が多く、反橋・水鉢などに当時の加工技術の高さを見ることができ、石組や植栽は見る者にスケール感を感じさせます。
 敷地を含む一帯は江戸時代に平士級の武士居住地でしたが、大正初期の頃にはリンゴ畑になっていたと云われています。大正5年(1916年)、現所有者の祖父が敷地を購入し、現在の住宅と庭園を順次整備しました。所有者である西家は、かつて石川県羽咋郡押水町(現宝達志水町)免田の地主でした。
 庭園は全国的に類例の少ない大正期の姿を残しており、金沢の旧市街地の遺る近代庭園の遺構として極めて貴重です。また当時の作庭技術を知る上でも重要な庭園です。

池の周りに庭石や庭木、五重塔の石灯篭などがある西家庭園の写真

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