5 成巽閣 附棟札一枚

主要な文化遺産

成巽閣 附棟札一枚の詳細
所在地 金沢市兼六町1番2号
区別 国指定重要文化財
瓦屋根の成巽閣を正面から写した写真

成巽閣

文久3年(1863年)、13代藩主前田斉泰が、母真龍院の隠居所として竹沢御殿跡(現兼六園内)に建造しました。
当初は巽新殿とよばれ、真龍院没後、主要な建物と庭園が残されました。
1階の謁見の間、2階の群青の間、網代の間などから大名家の隠居御殿の豪華な建築意匠がうかがえます。茶室清香軒、飛鶴庭なども付設しており、武家書院造と数寄屋風書院造を巧みに取り入れた貴重な建築です。

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