23 伝統技術の文化的景観

主要な文化遺産

金沢箔の土台に金箔を叩いて延ばす作業をしている写真

伝統技術の文化的景観

現在も継承される「伝統技術の文化的景観」は、「城下町金沢の文化的景観」を特徴づける重要な構成要素の1つです。代表的な生業としては、金沢箔と石工があげられます。
金箔は、江戸時代後期に旧山ノ上村に設置された藩公認の細工場を基点として発展し、近代以降の技術革新によって、現在金沢が日本一の生産地となっています。また、石工によって切り出された戸室石は、金沢城の石垣を代表としていますが、近代以降は建造物や構造物などさまざまな用途に使用されており、金沢のまちなみ景観の大きな要素となっています。
現在、その歴史的・文化的調査を実施しており、平成20年度以降に国の重要文化的景観選定を目指して、旧職人町などを対象として候補地の選定を行う予定です。

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