『金沢市文化財保存活用地域計画』の文化庁認定
金沢市文化財保存活用地域計画
令和元年度から作成を進めておりました「金沢市文化財保存活用地域計画―歴史文化遺産保存活用マスタープラン及び行動計画―」が、令和3年12月17日に国の文化審議会の答申を経て、文化庁長官の認定を受けました。
文化財保存活用地域計画の作成及び文化庁の認定については、平成31年4月施行の文化財保護法の改正にて定められたもので、「未指定を含めた文化財をまちづくりに活かしつつ、地域社会総がかりでその継承に取り組んでいくことが必要」との観点から、文化財はもとより、地域に受け継がれてきたモノやコト、未指定の歴史文化遺産も対象に含め、まちづくりなどに活用することも視野に入れた計画となります。
金沢市においては、歴史文化の特徴を大きく5つにまとめ、そこから関連文化財群として関連の強い歴史文化遺産を12のテーマで見出し、群としての周知と保存、活用についても検討しました。また、これらが色濃く集積する5区域を「文化財保存活用区域」として設定し、積極的な歴史文化遺産の保存と活用を進めていくこととしています。
金沢市文化財保存活用地域計画 ―歴史文化遺産保存活用マスタープラン及び行動計画―
金沢市文化財保存活用地域計画【表紙~第1章】 (PDFファイル: 7.7MB)
金沢市文化財保存活用地域計画【第2章】 (PDFファイル: 10.5MB)