令和5年度第1回金沢市男女共同参画審議会
開催概要
日時 令和5年7月11日(火曜日)午前10時から午前11時30分
場所 金沢市役所第一本庁舎7階全員協議会室
出席者 委員15名、事務局
委員 |
|
---|---|
事務局 |
|
資料
報告1.金沢市男女共同参画推進行動計画~かなざわ未来 奏でプラン2023~の概要について
資料1 「金沢市男女共同参画推進行動計画」概要について (PDFファイル: 161.4KB)
報告2.「金沢市男女共同参画推進行動計画」の取り組みについて
資料2-1 令和4年度事業実施状況 (PDFファイル: 502.8KB)
資料2-2 令和4年度事業実施状況一覧 (PDFファイル: 485.8KB)
資料3-1 令和5年度主要施策 (PDFファイル: 234.5KB)
資料3-2 令和5年度主要施策一覧 (PDFファイル: 471.8KB)
資料5 女性相談支援事業 (PDFファイル: 99.3KB)
資料6 令和4年度女性相談支援室の相談状況について (PDFファイル: 69.4KB)
報告3.金沢市男女共同参画推進条例第13 条に基づく苦情の処理等についてて
資料7 令和4年度苦情の処理等について (PDFファイル: 97.8KB)
議事録
報告1「金沢市男女共同参画推進行動計画 ~かなざわ未来 奏でプラン2023~」の概要について
計画の期間について
委員
資料1の1頁、計画の期間について、令和5年度から14年度までの10年間となっていますが、長いのではないでしょうか。また、計画に性的マイノリティへの表現や情報発信の記載があればよいのではないでしょうか。
事務局
計画の期間については、社会情勢に応じて計画の見直しをすることとしております。
前回の行動計画においても10年計画でしたが、社会情勢に応じ4年で見直しをしており、今回も社会情勢に応じて見直しを考えています。
性的マイノリティについては、資料1の2頁のめざす男女共同参画社会にも表記しておりますが、「多様な生き方が選択できる」という記載にしています。
同じく資料1の3頁、こちらの基本目標2.「6 誰もが安心して暮らせるまちづくり」の(2)に性的マイノリティの記載があります。
「雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保」について
委員
資料1の3頁、基本目標1.「あらゆる分野における女性の参画の拡大」の重点ポイントである「雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保」について、国の実態報告に男女の賃金が公開されています。そのような情報を活用した取り組みができるのではないでしょうか。市としてその情報の解析や取組はできないでしょうか。
事務局
勤務年数、立場の違い、女性の方に家事・育児などの負担が偏り、短時間労働になることなどが賃金差異に関わっています。
官民一体の組織である「かなざわ女性活躍推進会議」は、平成29年に設置しましたが、ここ数年、コロナの関係で対面での開催がありませんでした。今年度は対面での開催を予定しております。今回、参加事業所15社と関係機関6機関で、女性が職場で活躍するにはどうしたらいいかなど話し合う予定です。参加事業所の取組を他の事業所にも取り入れていただきたいと思っており、取組について広く発信していきたいと考えております。そして将来的に賃金差異を失くしていくことに繋げていきたいと考えております。
はたらく人にやさしい事業所について
委員
資料1の5頁、基本目標1の「あらゆる分野における女性の参画の拡大」のうち
「はたらく人にやさしい事業所表彰数」について、働く人にやさしい事業所とはどのような事業所でしょうか。4件表彰されていますが、この件数はもっと増やしていきたいと考えていますか。また、この取り組みは企業にどれぐらい周知されていますか。表彰されることのメリットはありますか。
事務局
はたらく人にやさしい事業所は、仕事と生活の調和の推進や労働環境の改善、整備等に積極的に取り組み、具体的な成果につなげているとして表彰された市内の事業所になります。件数については、平成24年度から現在まで67社が受賞しており、令和9年度までに累計100社を目標としています。周知については、金沢市のサイトへの掲載や新聞広報をはじめ、金沢商工会議所など関係団体への案内や他の事業での紹介といった多様な手段により、年々、浸透してきていると考えております。メリットについては、社名や取り組み内容等を金沢市のサイトやUJIターン推進リーフレットに掲載しているほか、金沢美術工芸大学と協働で作成した「金沢市はたらく人にやさしい事業所」ロゴマークを各事業所のホームページやチラシ等で活用してもらうことで、金沢市より表彰された企業である旨、PRに役立ててもらっております。
母子・父子自立支援プログラムについて
委員
資料1の5頁、基本目標2の「安全・安心な暮らしの実現」のうち「母子・父子自立支援プログラムの策定による就業実績」について、母子・父子自立支援プログラムの策定による就業実績が7人とありますが、目標人数はどれぐらいでしょうか。どのような職種への就業実績がありますか。職業によっては低賃金で大変な労働もありますが、より良い就業へと導くプログラムでしょうか。
事務局
このプログラムは、福祉事務所等に自立支援プログラム策定員を配置し、児童扶養手当受給者等に対し、個別に面接を実施します。そこで、自立・就業を阻害している要因等を聞き取り、相談者の生活や子育て状況に応じた勤務内容や勤務形態となるよう、目標や支援内容を設定します。そして、自立した後もアフターケアを行うものとなっております。目標人数はハローワークで設定しており、令和5年度は35名としております。職種については弁当製造、介護職、コンビニなど様々であり、勤務形態についても常勤職員、非常勤・パートなど個々の希望に応じたものとなっております。
「かなざわ未来 奏でプラン」のネーミングについて
委員
「かなざわ未来 奏でプラン」は、良いネーミングだと思います。是非、市民にも周知してほしいと思います。シンボルマークを作成し、発行物に付けるなどするとよいと思います。色々なところに奏でプランと付けて、周知していただきたいです。
事務局
シンボルマークについては、検討したいと思います。奏でプランの周知は、新たに始めた公式Twitterでも周知をしております。
男女共同参画出前講座について
委員
資料2-1の7頁、数値目標の基本目標1.「男女共同参画の推進に向けた意識の改革」の男女共同参画出前講座の実施回数については、コロナの影響により実施回数が増えなかったのだと思います。出前講座はよい取組だと思いますが、特に会社は、仕事の関係で受講するのは難しいと思われます。自治体としての立場上、積極的に受けてくださいとは、言いにくいとは思いますが、積極的に働きかけないと増えないと思われます。もっと積極的に働きかけられないか、また、他団体との共催やコラボして行うのはどうでしょうか。組織として、協力したいと思っています。
事務局
共催のご提案、ありがとうございます。ぜひ、ご協力お願いいたします。
事業所からのハラスメントに関する申込も多く、事業所への働きかけも行って参りますので、ご協力いただきたいと思います。
LGBTに関する事業について
委員
LGBTに関する事業について、どういう事業がありますか。
事務局
資料3-2、施策番号63番「性的マイノリティに関する理解の促進」です。県内で初めてパートナーシップ宣誓制度を導入し、月に1回、LGBT相談を行うなど性的マイノリティに関する事業を実施しています。