金沢市冬期バリアフリー計画 1-2

1-2 上位・関連計画の整理

ここでは、金沢市における交通バリアフリー及び歩行者系の上位・関連計画を整理する。

金沢市交通バリアフリー基本構想(平成14年)
概要 国の「交通バリアフリー法」に基づき、金沢市が策定。JR金沢駅、JR西金沢駅を中心とする半径500~1000メートルの区域を重点整備地区とし、旅客施設、駅前広場、周辺道路(特定経路等)のバリアフリー化を重点的・一体的に推進するための計画である。
目標年次は平成22年(2010年)。現在、各事業者が特定事業計画を策定中。
関連内容
(抜粋)

積雪時の対応の充実
歩道除雪体制ならびに除雪方法の改善を図るとともに、必要に応じて無散水融雪装置をはじめとする施設整備を視野に入れ、降雪と凍結といった諸問題に対応するための方策について検討を続ける。

新金沢市総合交通計画(平成13年)
概要 金沢市の交通政策の基本的な方向性や目標および推進方策を策定したものである。目標年次は平成22年(2010年)。
関連内容
(抜粋)
  • 無散水融雪歩道などの重点整備
    相当量の歩行者が通行する箇所に限られるが、将来的には、無散水融雪歩道の設置を道路管理者に働きかける。
  • 全天候型歩行空間整備への誘導
    年間降雨日数が180日を超える金沢では、アーケードなどはたいへん便利であり、再開発事業などにより新たな建築物が建設される場合には、全天候型の歩行空間整備を働きかける。
金沢市中心市街地活性化基本計画(平成10年)
概要 国の「中心市街地活性化法」に基づき、金沢市が策定。
金沢駅~武蔵ヶ辻~香林坊・片町を中心とする中心市街地重点整備地区を設定し、活性化のための基本方針や事業計画を策定している。
関連内容
(抜粋)

整備テーマ にぎわいと伝統が調和した活力ある中心市街地の形成
交通については、公共交通の充実による都心アプローチの向上と、コミュニティバスや歩行空間の整備による都心の回遊性の向上を目指しており、”歩行者通行量の増加を図る“具体的数値目標として、平成15年時点において歩行者通行量の2割アップ(平成9年度基準)としている。

歩けるまちづくり条例(平成15年3月)
概要 平成3年度策定した「歩ける道筋整備事業(自然と歴史を生かした道路事業)」は、城下町の面影を残す細街路を中心に、安全で快適な歩行空間のための道路整備を行い、歩行空間のネットワークを創出するものである。旧市街地を事業対象区域としており、計画延長約51キロメートルのうち、平成13年度末進捗率53%である。
また、地区住民が主体的に歩けるまちづくりに取り組むための「歩けるまちづくり推進条例」を平成15年3月に制定し、みち筋整備事業と併せて、市民が金沢の個性に親しみながら、安全かつ快適に歩けるまちづくりの推進を通じ、住み良い都市環境の形成を図っていく。

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