新幹線駅舎デザイン
北陸新幹線金沢駅の駅舎デザイン決定
平成26年度末までの金沢開業を予定している北陸新幹線の金沢駅舎デザインにつきましては、8千人を超える多くの皆様のご意見や「新幹線駅舎デザイン等検討懇話会」での検討結果を踏まえ、金沢市はA案を推薦案とし、付帯意見を添えて独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構に回答いたしました。
「まちが見える、心と体に気持ちがいい駅」 - 金沢のまちを流れる水、「伝統と創造」の調和をイメージした駅 -
駅正面には「もてなしドーム」と呼応した、ゆるやかで優美な曲面屋根を設け、金沢のまちを流れる浅野川と犀川を表現するとともに、開放的な大きな壁面でまちへの視界を確保します。
外壁は伝統工芸の金沢漆器をイメージさせる黒色とし、落ち着きの中に神秘的で洗練された金沢らしさを表現します。
付帯意見
- ホームの両端が明るくなるよう、屋根面におけるトップライトの設置に配慮
- 外壁の色彩(黒)の取扱に配慮
- 外壁の大きなガラス面のデザインに配慮
- 石川らしさ、金沢らしさが感じられる駅舎となるよう地元産材、伝統工芸品の活用に配慮
- もてなしドームと一体的な(色彩、形状、質感等)駅舎となるよう配慮
- 誰もが利用しやすい駅舎となるよう、ユニバーサルデザインに配慮
- 在来線駅舎側への採光に配慮