金沢市液状化危険度予測図
金沢市では、従来より本市に最も大きな地震被害を起こすと想定される「森本・富樫断層帯」が活動した場合の液状化による被害想定を算出するために、液状化ゾーニングマニュアル(国土庁防災局:平成11年1月)に基づき液状化危険度の予測、分布図の作成を行い、金沢市地域防災計画に活用してまいりましたが、この度、東日本大震災を踏まえ金沢市地域防災計画を見直すにあたり、最新のボーリングデータを追加し、より多くの方に活用頂けるよう「金沢市液状化危険度予測図」を作成しました。
この「金沢市液状化危険度予測図」ですが、液状化現象や耐震化の重要性をわかりやすく説明するとともに、「森本・富樫断層帯」が活動した場合に液状化の可能性が高いと想定される地域をお知らせすることで、市民や事業者の皆さんに地盤の液状化についてご理解いただき、地域での防災計画に役立てていただくことなどにより、液状化による被害の軽減につなげることを目的としております。
森本・富樫断層帯
金沢平野の南東縁にある活断層帯で、文部科学省に設置されている地震調査研究推進本部にて下記の様に評価されている。
地震の規模 : マグニチュード7.2程度
地震発生確率 : Sランク(30年以内に、ほぼ2%~8%)
金沢市液状化危険度予測図
〔ご利用の注意〕
- 本予測図は、森本・富樫断層帯による地震(震度6弱~6強)の発生に伴う液状化危険度の予測を、250メートルメッシュで示したものです。
- 地盤改良などにより、液状化対策が行われている所は、この予測図の限りではありません。
- 凡例中の危険度が「かなり高い」区域でも、液状化の発生率は10~30%程度と一般的に言われています。
- 250メートルメッシュ内の代表的な地盤データに基づいて危険度予測を行っているため、そのメッシュの中には、液状化の起こりにくい地盤が含まれている場合があります。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課
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