市の木・推奨花

市木および市民推奨花

1. 市木 梅(昭和45年11月11日制定)

青空の下一輪の梅の枝に咲いている花をアップで写した写真

昭和40年代前半に、各都市において市木を制定する動きが活発になり、本市においても昭和44年11月24日の金沢市伝統環境保存委員会緑化推進部会で樹木の保護・育成をするとともに市民の緑化意識の高揚を図るため市木の制定について提言がありました。
市民からの公募を参考にした結果、昭和45年10年22日の金沢市伝統環境保存委員会で「梅」が承認され同年11月11日に制定されました。

制定理由

  1. 松・竹と並び、めでたい木とされ、栽培も容易であり花の香りも優雅で市民性にマッチしている。
  2. 市章と合致していて藩政時代から市民に親しまれ栽培も盛んであった
  3. 前田家の紋章であり、加賀百万石の象徴となっている。
  4. 梅は文学・文化を表す。

2. 市民推奨花 (昭和58年10月制定)

昭和49年に「緑の都市宣言」を行い、森の都金沢にふさわしいまちづくりを進め、10周年記念事業として昭和58年に一般市民の公募等を参考に、下記の5品目を制定しました。

市民推奨花(花菖蒲/サルビア/四季咲ベコニア/インパチェンス/ゼラニウム)の花の写真
市民推奨花の産地の詳細
花菖蒲 日本、朝鮮半島、中国北部、シベリア
サルビア ブラジル
四季咲ベコニア 熱帯、亜熱帯(オーストラリアを除く)
インパチェンス アフリカ東部(タンザニア)
ゼラニウム 南アフリカ

選定の条件

本市を花と緑につつまれた健康的で明るい生活環境をつくりだすという趣旨に基づき、市民がだれでもに容易に栽培でき親しまれ、育てられる花を最重点に考え、次の条件を勘案して選考されました。

  1. 草本性であること。
  2. 金沢市の気象環境に適応性があること。
  3. 土質をあまり選ばないこと。
  4. 日照の影響が少ないこと。
  5. 鉢やプランターでもつくりやすいこと。
  6. 開花期間が長いこと。
  7. その他に多花性、花色豊富、株張り、繁殖容易、手入れの容易さ等を条件としました。

この記事に関するお問い合わせ先

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