重要伝統的建造物群保存地区の災害復旧工事補助率の引上げについて
金沢市では、重要伝統的建造物群保存地区のまちなみを維持・継承するため、令和6年能登半島地震により被害を受けた建造物等の復旧工事費に対する補助率を引き上げました。
- (注意) 詳細については、必ず「重要伝統的建造物群保存地区の 災害復旧工事補助率の引上げについて」をご確認ください。
重要伝統的建造物群保存地区の 災害復旧工事補助率の引上げについて(PDFファイル:319.1KB)
対象建造物と補助率
〇被害を受けた部分を同じ仕様で復旧する工事が対象です。
対象建造物 | 対象工事部分 | 従来の補助率 |
復旧工事の補助率の引上 |
限度額(従来の制度と同額) |
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伝統的建造物 ※1 | 建築物の屋根・外観・構造材 | 80% | 90% | 1500万円 |
工作物(土塀・石積・板塀など) | 80% | 90% | なし | |
その他の建造物 ※2 | 建築物の屋根・外観 | 70% | 80% | 700万円 |
工作物(土塀・石積・板塀など) | 70% | 80% | なし | |
環境物件 ※1 | 復旧 | 80% | 90% | なし |
環境物件に類する物件 | 修景 | 80% | 90% | なし |
※1 「伝統的建造物」「環境物件」に指定されているかどうかは、各地区の 保存計画(市HPに掲載)で確認できます。
※2 伝統的な仕様で既に外観が整っている、又はこれから整うものに限る
補助率の引き上げ対象とならない工事
〇建築物の内装修繕工事
〇公共空間等から見えない部分の外観工事
〇伝統的な外観でない建造物の工事 (金属板の外壁、アルミフェンス、RC擁壁など)
〇鳥居、灯籠、墓石など
〇既に着手した工事
〇地震で被災した部分でない工事
〇地震前と別の仕様で修理する工事
受付期間
令和6年10月31日(木曜日)までに下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
※自費や保険対応で工事を行う方は、連絡は不要ですが、 現状変更許可申請の手続きが必要な場合もあります。