金石上越前町だより
まちの歴史・特色
上越前町の標柱
伝統の味を引き継ぐ店
金石上越前町は、藩政期に北前船の交易で越前方面と取引をする人が多く住んでいたことが町名の由来であると推測されます。
海に近い下越前町が漁師町である一方、広い通りに面する上越前町は水産加工を生業とする町で、江戸時代より親しまれているこんか漬け(魚のぬか漬け)を製造していた店が、以前は4件ありましたが、現在は1件の店が伝統の味を受け継いでいます。
日本各地に多数存在する「菅原神社」のうちの一つが海禅寺の敷地内に隣接しており、上越前町が9月には祭礼、1月には歳旦祭を行い、地域のコミュニティを育んでいます。