余熱利用

環境エネルギーセンターでは、ごみを燃やして出てくる熱を廃熱ボイラーで回収し蒸気を発生させ、蒸気タービンで発電を行っています。また、熱交換器を利用して蒸気でお湯を作り隣接施設へ供給しています。
石油などの燃料を使わずに、ごみを燃やした熱を利用することで、二酸化炭素の排出量を抑え、環境負荷軽減に貢献しています。

熱源供給
廃熱ボイラーで作られた蒸気の一部から熱交換器でお湯を作り隣接施設の冷暖房、プール、風呂などの熱源として利用しています。

鳴和台市民体育会館・プール

西部市民体育会館・プール
電力供給
廃熱ボイラーで作られた高温・高圧の蒸気でタービンを動かし、発電を行っています。発電した電気は、環境エネルギーセンター内の電力や隣接施設の電力をまかなっています。また、環境エネルギーセンターから遠く離れた戸室リサイクルプラザへも送電(自己託送)し、余った電気は電力会社へ売電しています。
発電実績

蒸気タービン発電機
西部環境エネルギーセンター | 東部環境エネルギーセンター | |
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タービン能力 | 7,000キロワット | 3,000キロワット |
令和4年度 発電量 (売電量) |
45,721 メガワットアワー (34,419 メガワットアワー) |
10,758 メガワットアワー (5,571 メガワットアワー) |
令和3年度 発電量 (売電量) |
43,722 メガワットアワー (32,746 メガワットアワー) |
11,898 メガワットアワー (6,663 メガワットアワー) |
令和2年度 発電量 (売電量) |
44,846 メガワットアワー (34,397 メガワットアワー) |
11,275 メガワットアワー (6,168 メガワットアワー) |
令和4年度 東西合計売電量 39,990 メガワットアワー = 約 9,400 世帯分
(注意)1世帯あたりの電力使用量 1カ月当たり約355キロワットアワー