第3回「木の文化都市・金沢ミライまちづくり」学生提案事業

金沢のミライを学生の皆さんの目線でデザインしてみませんか?

 当事業は、木の文化都市を創出する取組を通して、建築・デザインを学ぶ学生が、将来の「金沢のまちづくり」に携わるきっかけとなるよう、実際のまちづくりにコミットメントする機会を創出するとともに、今後のまちづくりに新しい発想を活かしていくことを目的にスタートしました!意欲ある学生の皆さんのエントリーをお待ちしております!

注・募集は終了しました( 令和5年4月25日~令和5年5月31日)

募集テーマ

「“木“を取り入れた公共デザイン」

金沢市内において、まちなかなどの公共空間や、地域コミュニティなどの生活空間に学生の想像力で「木」を取り入れ、憩いや賑わいの創出につながる新たなまちづくりのアイディアを提案してください。

エントリー期間

 令和5年4月25日(火曜日)~令和5年5月31日(金曜日)

募集対象

 大学・大学院・短期大学・高等専門学校に所属する学生または卒業3年以内の社会人(満30歳未満・複数による共同提案可)
 (注意)金沢市内在住を問わずどなたでも応募できます

成果発表

  • 日時:令和5年11月11日(土曜日)
  • 会場:石川県立図書館

第3回「木の文化都市・金沢ミライまちづくり」学生提案事業 入賞団体

木を着せる
【最優秀賞】木を着せる
金沢美術工芸大学 触覚まちあそび倶楽部

代表/柴田 智帆

木は「触れて心地よい」素材である。そこでその特徴を生かし木をまちへ取り入れられる場所・モノのリサーチを「まちに触れる」ことで行なった。現状はそこにあるだけで人の拠り所にはなっていないまちなかの構造体に木を取り入れられるポテンシャルを感じ、金沢のメイン通りを対象に提案をする。着脱可能な「木を着せる」ことで 1.県産材を継続的に利用する仕組み 2.木のあるまちの景観を創る 3.人が触れて心地よい場所の創出を目指した。
金沢木柱化計画

 

 

【優秀賞】金沢木柱化計画
石川工業高等専門学校 うちけんB
代表/中村 木結芽
都市で見かける円柱状のものを、板で囲い木質化する。円柱は、木質化に用いる板幅によりスケール感と表情を変え、多角柱となる。街路空間を構成する要素でありながらも、小幅板を用いれば、木質化する過程に子どもや市民が気軽に携わることができる。床や壁、天井といった面状の木質化とは異なり、木質化された多角柱は、見慣れない存在感を持つ。市民の関わり、新しい木質化によりこれからの木の文化都市の景観づくりに寄与する提案を目指した。
まちで出会う掲示板KINOBAN
【優秀賞】街で出会う掲示板 KINOBAN
金沢美術工芸大学 鈴木 快千代
S N S やインターネットの発展によって欲しい情報がいつでも手に入り、自分に合った情報も提案してくれる便利な現代社会でアナログな情報は消えつつある。しかし、アナログだからこそ出会える新しくて刺激的な情報もある。そんな“ 情報との偶然的な出会い” から生まれる日常的なコミュニティをデザインで届けたい。小立野台地という特徴的な地形にある石引・小立野でよく使われる階段を対象敷地として、いつもの帰り道に地域の情報を散りばめるサービスとストリートファニチャーを提案する。

 

この記事に関するお問い合わせ先

都市計画課
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2351
ファックス番号:076-222-5119
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