金沢市中心市街地都市機能向上計画
金沢市中心市街地都市機能向上計画について
計画策定の背景・目的・対象エリア
- 「なぜ、中心市街地の都市機能向上が必要なのか」
- 中心市街地には、藩政期からの伝統を受け継ぐ城下町金沢の個性や魅力が凝縮されており、中心市街地が元気でなければ「金沢らしさ」の衰退につながる。
- 一方、中心市街地の中でも賑わいの核となっている武蔵エリアや片町・香林坊・広坂エリアでは、人口減少や高齢化、老朽ビルの再整備などの課題が顕在化している。
- 北陸新幹線金沢開業を好機と捉え、その効果を持続可能なものとし、金沢の魅力をより一層高めていくためにも、中心市街地(中心商店街)の都市機能向上が必要。
- 「主な現状・課題」
- 人口減少、少子高齢化の進行
- 店舗・事業所、販売額の減少、都心軸沿いのビルの老朽化
- 老朽化した住宅や空き家の増加
- 私事目的での求心力の低下
- 平日の歩行者交通量の減少、中心市街地内の交通量の減少
- 地価の低下、駐車場等の低未利用地の増加
- 公共交通や徒歩・自転車での移動の減少…など
基本的イメージ
基本的な考え方
都心部の賑わいは、来街者(市民・観光客等)が訪れることにより創出されるため、来街者が訪れたくなる、都心部ならではの魅力的な空間を提供する必要がある。
魅力的な空間づくりには、誰もが安全に安心して楽しく集い、回遊できる空間(賑わいコアストリート)であることが基本となる。そのうえで、金沢固有の魅力である街路や町割などの都市構造を活かしながら、商業や業務などの連続的な空間形成を図り、来街者が容易にアクセスできる環境を整備することで、求心力のある持続可能な都心空間が実現する。
本構想では、20年先を見据え、来街者が求める都心空間のあり方を行政と民間が共有し、その実現に向けて連携・協働することにより、ハード・ソフト両面からまちなかの再構築を目指す。
武蔵エリア及び片町・香林坊・広坂エリアの都市機能向上の基本的イメージ (PDFファイル: 1.2MB)
計画検討体制
計画策定体制と検討の流れ
計画策定体制と検討の流れ (PDFファイル: 174.1KB)