平成10年3月策定の都市計画マスタープラン はじめに
産業構造の変化、少子・高齢化社会への対応や地球規模での環境問題など、都市を取り巻く環境は大きく変化しています。
こうした中、都市をゆとりと豊かさを実感できる個性的で快適な空間として整備することがとても大切です。
このため、金沢固有の自然・歴史・生活文化・産業などの特徴をふまえ、アンケートや説明会を通じて市民の皆様のご意見を取り入れながら「都市計画に関する基本的な方針」(都市計画マスタープラン)を策定いたしました。
この都市計画マスタープランは、「世界都市金沢(かなざわ)」の実現に向けて、身近な都市空間を重視したまちづくりの方針を定めたもので、どなたにもわかりやすく地図やイラストを使って表現いたしました。
都市計画マスタープランをもとに、市民のまちづくりに対する理解や関心が高まり、さまざまな取り組みが展開されることを期待します。
策定経過と住民参加の取り組み
平成7年11月 | 策定委員会の設置 (学識者、関係団体・市民代表、行政職員 計24名 6回開催) |
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平成8年1月 | アンケート調査(配布数 10,230、回収率40.1%) |
平成9年4月 ↓ 平成10年2月 |
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平成10年3月 | 都市計画マスタープランの策定 |
平成10年7月 |
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都市計画マスタープランの目的と役割
都市計画マスタープランは、金沢世界都市構想などをふまえて、金沢市における都市の将来像や土地利用の基本方向あるいは都市施設(道路・公園・下水道など)の配置方針を明らかにすることにより、都市計画の総合的な指針としての役割を果たすものです。
金沢世界都市構想 | 整備、開発又は保全の方針 |
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本市における計画的な行政運営の総合的な指針 |
都市計画区域において都市計画の総合性と一体性を確保するための相互調整の指針 |
都市計画マスタープラン
- 本市が定める都市計画の総合的な指針
- 都市レベルおよび地域レベルのまちづくりを推進する指針