都市計画マスタープランQ&A

質問

都市計画マスタープランは、既存の都市計画とどこがちがうのか。

回答

これまでの都市計画は、都市全体にわたる合理的な土地利用や、道路・公園・下水道などの都市施設の整備が中心に行われてきました。しかし、都市を真にゆとりと豊かさを実感できる生活の場としていくためには、地域の個性を活かした将来像を具体的に描き、市民のみなさんとともに都市づくりを進めていく必要があります。
都市計画マスタープランは、住民参加を通して金沢固有の自然・歴史・生活文化・産業などの特徴をふまえ、より長期的な視点に立って(概ね20年後)都市計画の総合的な指針を示すものです。

質問

住居系市街地の拡大についてどのように考えているのか。

回答

無秩序な拡大を防止するため、拡大地域は将来の住宅需用に見合った範囲で、原則として外環状道路の内側で考えています。

質問

交通渋滞緩和についてどのように考えているのか。

回答

内、中、外の環状道路により通過交通の都心流入を排除します。特に、中心市街地については、自動車交通の総量抑制を図りながら公共交通機関の優遇を進めます。このため、新しい交通システムの導入やパークアンドライドの推進、既存のバスや鉄道等の公共交通機関相互の乗り継ぎ機能の向上など、多様な施策を展開します。

質問

中心市街地における駐車場の整備方針はどうなっているのか。

回答

自動車駐車場は、自動車と公共交通機関の利用バランスを図り、効率的活用に配慮した整備が必要です。都心部では、中規模以下の駐車場を幹線道路沿いに配置し、中心部への集中的な乗り入れを抑制するとともに、歩行環境の整備と合わせ、調和のとれた交通体系の中で位置づけます。

質問

従来、郊外立地の多かった老人施設を中心市街地に配置し、高齢者にやさしいまちづくりをしたらどうか。

回答

中心部は、交通・買物・娯楽・文化など利便施設が既に整備されており、本来高齢者にとっては、住みやすい環境にあります。これからは、都心居住を進めるうえからも、高齢者施設など身近に利用できる福祉施設等の配置を推進します。

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