都市計画マスタープランの見直し(金沢市都市計画マスタープラン2009)

都市計画マスタープランの見直しについて

金沢市都市マスタープランとは?

 都市計画マスタープランは、都市計画法に基づいて市が定める「都市計画に関する基本的な方針」です。

 金沢市の総合的な指針である「金沢世界都市構想」および県が定める金沢都市計画区域の「整備、開発及び保全の方針」を踏まえ、概ね20年後を想定した金沢市の将来像を示すとともに、今後の金沢市における土地利用の基本方針、道路・公園などの都市施設の整備方針などを明らかにするものです。

 都市計画の総合的な指針としての役割を果たし、都市づくりに関する部門別の主要計画は、この都市計画マスタープランに即して定められます。

都市計画マスタープランの見直し

 金沢市では、平成10年3月に「金沢市都市計画マスタープラン」を策定し、これまで「世界都市金沢」の実現に向けて、まちづくりを推進してまいりました。その後、概ね10年を経過しつつある現在、人口減少社会の到来、少子高齢化の急速な進展、環境保全に対する意識の高まりなどを背景に、都市づくりの目指すべき方向性として大きなターニングポイントを迎えています。
 そこで、現在、金沢市では、社会経済情勢等の変化に対応したまちづくりを進めるため、平成19年度・20年度の2か年で「金沢市都市マスタープラン」の見直しました。

都市計画マスタープランの構成

 都市計画マスタープランは、金沢市全体としての方向性を示す「全体構想」と、14の地域別に個々の特性に応じた方向性を示す「地域別構想」の2つから構成されます。

  • 金沢都市計画区域の整備、開発又は保全の方針
    • 都市計画区域において都市計画の総合性と一体性を確保するための相互調整の指針
  • 金沢世界都市構想
    • 本市における計画的な行政運営の総合的な指針

上記「金沢都市計画区域の整備、開発又は保全の方針」と「金沢世界都市構想」から「金沢市都市計画マスタープラン」が策定されます。

金沢市都市計画マスタープラン

  • 本市が定める都市計画の総合的な指針
  • 都市レベルおよび地域レベルのまちづくりを推進する指針
全体構想
  • 都市の将来像(理念と目標、将来都市構造)
  • 重点的都市づくりプロジェクト
  • 都市づくりの方針(土地利用、都市
    基盤、都市環境、市民参加など)
地域別構想(14地域)
  • 地域づくりの目標
  • 地域づくりの方針
部門別の主要計画

上記「全体構想」と「地域別構想(14地域)」から下記の「部門別の主要計画」が策定されます。

  • 景観基本計画(平成19から20年度)
    景観法施行に対応した見直し
  • 緑のマスタープラン(平成19から20年度)
    都市緑地法等の改正に対応した見直し
  • 住宅マスタープラン(平成20年度以降予定)
    都市計画マスタープランの見直しに対応した見直し
  • 新金沢交通戦略(平成18年度策定)
    公共交通主体の交通体系への道筋を掲示

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