建設工事現場イメージアップデザインについて

概要

本市では、建設業の担い手となる就業者を確保するためには、建設業の持つ魅力を発信していくことが非常に重要と考えており、建設工事現場において無機質になりがちな仮囲いや足場シートなどに景観に調和したデザインを施し、イメージアップを図ることとしました。

デザインは金沢美術工芸大学に委託して制作したものであり、一般社団法人金沢建設業協会と連携して市内の建設工事現場に施すこととしています。

デザイン

制作(金沢美術工芸大学)

  • 環境デザイン専攻  角谷 修 教授
  • 環境デザイン専攻3年  仮屋 柊元 氏、樋口 初喜 氏、秋本 ひより 氏

【注意】デザインの無断利用は不可(著作権は金沢美術工芸大学に帰属)

水鏡 -しずり雪-

「水鏡 -しずり雪-」(すいきょう -しずりゆき-)

垂(しず)り雪とは、木の枝に降り積もった雪のことです。金沢の象徴的な形である雪吊りが水面に映る描写を切り取って静かながらも趣のある景色を表現した。

百花のさきがけ

「百花のさきがけ」(ひゃっかのさきがけ)

梅が春一番に咲くことから際立って秀でているという意味を持つ「梅は百花の魁(さきがけ)」という慣用句を元に気品溢れる金沢らしさを梅の木をモチーフにしてデザインした。
 

運用指針

事前手続き

金沢市発注工事以外の工事においてイメージアップデザインを施工する場合は、運用指針を遵守し、事前に施工場所、その様態等を金沢市に届出、確認を得るものとします。ただし、金沢建設業協会及びその会員は、市への届出は省略します。

届出は、必要事項及び図面データを設計技術管理室代表メールあてにお送りください。内容を確認後、デザインデータを提供します。

  • 施工場所(地番)
  • 施主(発注者名)
  • 施工者(受注者名)
  • 使用デザイン名(「水鏡 -しずり雪-」もしくは「百花のさきがけ」)
  • 施工方法(仮囲い、足場シート、単管バリケード)、箇所数
  • 掲出予定期間
  • 図面データ(付近見取図、施工箇所が分かる配置図・立面図等)

市長報告会

令和5年6月1日、金沢美術工芸大学の角谷教授、仮屋氏、樋口氏、秋元氏が出席し、デザイン制作について村山市長に報告をいただきました。

また、金沢建設業協会の高田会長、山田建築部会長、井戸谷土木部会長も同席し、今後の取り組みについての報告がありました。

市長への報告の様子

市長への報告の様子

記念撮影

記念撮影

この記事に関するお問い合わせ先

設計技術管理室
郵便番号:920-8577
住所:金沢市広坂1丁目1番1号
電話番号:076-220-2375
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