魚の恩がえし 5 Tweet それからは二人は夫婦になったのや。 「みよ、西の畑みてくれよ。おら、東の田んぼの草とってからつりに行くからな。」 「はい、どうか気をつけて。」 二人の働きぶりには村の衆は感心しとった。 ある年の春や。 「新九郎様、つりをするのも仕事ですが、生き物をとるのは仏様にそむきます。仏様におすがりするにはお念仏を。」 「おお、みよの言う通りじゃ。」 二人はそれからずっと、念仏をとなえた。 魚の恩がえし 1 魚の恩がえし 2 魚の恩がえし 3 魚の恩がえし 4 魚の恩がえし 6 魚の恩がえし 7 魚の恩がえし 8 魚の恩がえし 9 魚の恩がえし 10 魚の恩がえし 11 この記事に関するお問い合わせ先 文化財保護課郵便番号:920-8577住所:金沢市広坂1丁目1番1号電話番号:076-220-2469ファックス番号:076-224-5046お問い合わせフォーム