里親制度について
金沢市では、お子さんの里親になってくださる方を求めています。
里親とは、さまざまな事情により、自分の家庭で生活することができなくなったお子さんを、自らの家庭に迎えて、愛情と真心を込めて養育してくださる方のことです。
里親制度は、大人の「子育てがしたい」「こどもがほしい」という希望を満たすためではなく、社会的養護が必要なこどもの権利と利益を守るための制度です。
里親は、ボランティア制度ではありません。
社会的養護制度のひとつであり、里親がこどもを養育するときは、金沢市から手当などが支払われます。
里親になるためには、研修の受講などの手続きを経て、市に登録されることが必要です。
養育をお願いする期間は、こどもや家庭の状況により、数日間から数年間までさまざまです。
例えば、週末だけこどもを預かる里親もいますし、こどもと養子縁組をして育てている里親もいます。
こども相談センターが、こどもの状況に合わせて里親を選びますので、里親がこどもを自由に選択できるわけではありません。
こどもの中には、特別なケアが必要な子もいます。
里親制度ミニ説明会を開催します。
里親に関心のある方々、及び一般市民を対象とした里親制度の説明会をイオンタウン金沢示野にて開催します。
お気軽にご参加ください。

次回開催予定:令和8年3月1日(日曜日) 10時~12時、13時~15時
<説明会の様子>


10月は「里親月間」です。
金沢市では、こども家庭庁の方針に基づき、毎年10月を「里親月間」と位置づけ、里親制度に対する理解を進めるための集中的な広報啓発を実施しています。
ポスター・リーフレットの配布・掲示
10月の「里親月間」に合わせて金沢市図書館(泉野図書館、金沢海みらい図書館、玉川こども図書館)、金沢市第二本庁舎にてポスターを掲示し、リーフレットを配布しました。
一部図書館では掲示期間中に里親関連図書の読み聞かせを行っていました。
<掲示の様子>


里親をサポートする仕組みがあります。
里親の活動をサポートするため、次のような仕組みが設けられています。
- こども相談センター等による、専門的援助
- 里親会による里親同士の援助
- 里親の一時的な休息のための援助(レスパイト)
- 研修会、後援会等の開催 …等
金沢市里親委託推進委員会
里親制度の普及及び里親への委託を推進するため、金沢市里親委託推進委員会を平成23年度より設置しています。
金沢市里親委託推進委員会設置要綱 (PDFファイル: 52.8KB)
金沢市里親委託推進委員会委員名簿 (PDFファイル: 68.6KB)
里親制度のご案内(パンフレット等)
里親登録の流れ、手当や支援機関の詳しい内容を掲載しています。
里親制度パンフレット(令和6年9月1日現在)
里親支援機関のご案内(令和6年9月1日現在)
こども家庭庁ホームページリンク
問い合わせ先
こども相談センター(児童相談所)
金沢市富樫3丁目10番1号(教育プラザ内)
電話番号:076-243-4158




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